周東佑京と庄子雄大が体現した“強さの理由”…「だから勝ってる」 試合前に野手へ伝えられていた「約束」

  • 記者:竹村岳
    2026.08.13
  • 1軍
柳田悠岐の適時打で生還しハイタッチを交わす周東佑京と庄子雄大【写真:栗木一考】
柳田悠岐の適時打で生還しハイタッチを交わす周東佑京と庄子雄大【写真:栗木一考】

4回に庄子雄大が敵失で出塁…凡打でも全力疾走

「勝利の女神は細部に宿る」。小久保裕紀監督が信条としている言葉だ。3本塁打10得点と打線の力で主導権を握った12日のロッテ戦(みずほPayPayドーム)。指揮官の思いを体現するように、隙のないプレーを見せたのが周東佑京外野手と庄子雄大内野手だった。圧勝の中でも、決して揺らぐことのない“美学”。静かに相手を追い詰めたのは、どんな状況でも一切手を抜かない韋駄天たちの執念だった。

 2点をリードした4回、先頭の庄子が放った打球は高野脩汰投手のグラブに収まった。平凡なゴロだったが、23歳は全力疾走を怠らなかった。相手左腕の一塁送球が逸れる間にセーフとなり、チャンスメークしてみせた(記録は高野の失策)。無死一、二塁となり、周東の打球は遊撃へのゴロとなった。併殺崩れで出塁すると、今季24個目の盗塁を決めて二塁へ進塁。1死二、三塁から柳田悠岐外野手の適時打で2人が生還した。投手を強襲する当たりだったが、二走の周東もスピードを落とすことなくホームを駆け抜けた。

「佑京の盗塁で良い形を作ってくれたおかげで、気楽に打つことができました」と柳田も感謝の言葉を口にした。庄子の出塁も、アウトだと決めつけずに全力疾走したからこそ、相手のミスを誘った。絶対に隙を見せることなく、常に前の塁を狙うホークス野球。「普通じゃないですか、普通」と謙遜しつつ、周東がその真髄を語った。試合前のミーティングで首脳陣から伝えられた凡事徹底の重要性、そして若かりし頃に見た“先輩たちの背中”とは――。

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この先で分かる3つのこと

若手時代に怒られた経験も…周東佑京が受け継いだ先輩たちの教え
周東が「だから勝っている」と確信するチームの強さの理由
庄子雄大が入団時に感じたホークスの「当たり前」の凄さ

試合前に村松コーチから「全力疾走はしっかりやろう」

4回に敵失で出塁した庄子雄大【写真:栗木一考】
4回に敵失で出塁した庄子雄大【写真:栗木一考】

庄子雄大も淡々「普通のことかなと思います」

(竹村岳 / Gaku Takemura)