川瀬晃には何が見えたのか? 前田悠を救った打球判断…小久保監督絶賛の“野球センス”

  • 記者:福谷佑介
    2026.08.10
  • 1軍
咄嗟の判断で捕球をやめる川瀬晃【カメラ・荒川祐史】
咄嗟の判断で捕球をやめる川瀬晃【カメラ・荒川祐史】

前田悠伍を救った5回の川瀬の打球判断

 記録には残らない。しかし、試合の流れを左右しかねない、好プレーだった。小久保裕紀監督が「彼の野球センスが出ましたね」と絶賛し、7回無失点で無傷の10連勝をマークした前田悠伍投手が「あれは助かりました」と感謝を口にした。

 5-0で勝利した9日の西武戦(ベルーナドーム)。1点リードで迎えた5回1死一塁の場面で、そのプレーは起こった。フルカウントから岸が放った打球は、力なく三塁線に転がった。三塁を守る川瀬晃内野手は前へ突っ込み、ボールに向けてグラブを差し出した。

 だが、次の瞬間、捕球の直前で咄嗟にグラブを引っ込め、ボールを見送った。打球は白線を割ってファウルゾーンに転がり出た。もし捕球していれば、足のある岸の内野安打となる可能性が非常に高い打球。打球を追い、グラブを引っ込めたあのわずか一瞬――。川瀬には何が見え、頭の中ではどんな判断が下されていたのか。本人がその瞬間を振り返る。

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この先で分かる3つのこと

捕球直前にスルー…川瀬晃内野手が明かした咄嗟の判断
急遽務めた三塁守備…『急でしたけど』に滲む自信
内野安打を防いだグラブ退避 見送りを選んだ背景
併殺で切り抜けてタッチを交わす川瀬(左)と前田悠【カメラ・荒川祐史】
併殺で切り抜けてタッチを交わす川瀬(左)と前田悠【カメラ・荒川祐史】

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(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)