中村晃がスマホで残した膨大なメモ 2年間で記した“日記”…ぎりぎりで加えた「引退の裏側」

  • 記者:竹村岳
    2026.08.01
  • 1軍
中村晃の自著「いつだって、勝つために」【写真:竹村岳】
中村晃の自著「いつだって、勝つために」【写真:竹村岳】

8月5日に中村晃の自著「いつだって、勝つために」が発売

 リーグ3連覇に向けて、いよいよ後半戦の戦いが始まったホークス。今季限りでの現役引退を表明した中村晃内野手が記した自著「いつだって、勝つために」(ベースボール・マガジン社)が8月5日から発売される。優勝に欠かせない戦力となるため、ファームで調整を続けている36歳。なぜこのタイミングで、自身の軌跡を1冊の本にまとめようと決断したのか。その舞台裏を西田哲朗広報が明かした。

 中村晃から何気なく「見てみて」と手渡されたスマートフォン。画面を覗くと、信じられないほどの文章量で半生が綴られていた。言葉に表せないくらいに大きかった衝撃。そして、校了ギリギリで書き加えられた「決断」の真意――。文字から伝わってきたのは、背番号7の“生き様”そのものだった。

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 鷹フル読者の皆さん、こんにちは。チームは前半戦を首位で折り返すことができました。当然、油断などあるはずがありません。小久保裕紀監督もおっしゃっているように、8月と9月の戦いは言うまでもなく本当に重要です。福岡に移転した1989年以降では初となるパ・リーグ3連覇を目指している道中。僕も日々、ベストを尽くして選手をサポートしたいですし、その頑張りや素顔を届けられるように頑張っていきたいです。

 僕自身もインスタグラムのストーリーで「重大発表」と皆さんにも報告したのですが、晃さんの自著が発売されることになりました。甲子園に出場された帝京高時代はもちろん、小、中学校のこと、プロに入った時のお話も描かれています。これまでの歩み、人生を知ってもらう。そんな1冊になったと思いますね。現役のプレーヤーがシーズン中に本を出すというのはあまりないことなのですが、僕としても猛プッシュさせていただきました。それだけ、晃さんが残してきた「メモ」がすごかったからです。

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(竹村岳 / Gaku Takemura)