モイネロが2度目の先発で6回1失点…81球を消化
ソフトバンクの2軍は31日、ファーム・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に6-3で勝利した。先発のリバン・モイネロ投手が6回を投げて81球、4安打1失点と好投。2番手のルイス・ロドリゲス投手は2ランを浴びて2回2失点、9回に登板した大竹風雅投手は無失点投球でセーブを挙げた。
打線は3回2死一、二塁で山川穂高内野手が先制の3ラン。4回には笹川吉康外野手が4月26日以来となる2ランを放ち、中村晃内野手にも適時打が生まれた。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。この日で補強期限が終了し、支配下登録を掴めなかった育成選手にも言及した。
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この先で分かる3つのこと
6回1失点も…モイネロの投球に斉藤2軍監督が見せた本音
1軍昇格の壁激変?斉藤2軍監督が語る後半戦の入れ替え
補強期限終了…残された育成選手へ斉藤2軍監督が送る言葉
モイネロ投手の投球は。
「まだ本調子ではないのかもしれないけど。ただ、あのクラスは分からへんね。もう上に行ったら投げられるかもしれないし。ただ本来の真っすぐだけじゃなくてね、変化球を見ても、曲がり球も『こういう軌道だったかな』とか思いながら、コーチとも話しながら見ていた」
本人は手応えを口にしていた。
「あ、そう? あのクラスは本人に手応えがあればいいと思う」
1軍に行けばポンって変わる可能性も。
「可能性はあるとは思うけどね。まあ色んなことを試しながら投げているので。途中もちょっと球速を落としながら投げている感じを見ると、何か考えながら投げているんやろなって。打ち取るとか、打たれるとか、そんなのは関係なく。自分なりに色んなことを考えてやっているんだろうなと」
倉野信次投手コーチは「この登板が大事になる」と言っていた。斉藤監督も「1軍ではどうか」という目で投球を見ていた?
「まあまあ、そういう目では(見ていた)ね。もう球数も増えてきているし、そういう段階には入ってきているんやろうなと思いながら見ていたけど。判断は上(1軍)がすること。球質を見ると『どうなのかな』と思いながら。ただ本人が手応えあるならいい」
笹川選手の本塁打は、2軍では4月26日以来。
「低めのボールかな。上手く打ったね。久々に見たね、ああいう長打は。長打もそうだし、最後のスチール(8回に二盗)。あのスタートは今年イチだったので、そういったところをどんどん本人がその気になってやってくれれば。能力は高い選手なんで。走攻守の3つを持っているのでね」
本人も「走攻守ができないと」と言っていた。
「足も守備も、いい感覚は持っている。ただ、もっとできると思うので。そういったところを『できるからやらない』じゃなくて、『もっと良くなるためには』と考えられるようになったら、成長のスピードはもっともっと上がっていくと思う」
1軍は後半戦に突入した。残り50試合と考えると、これまで以上に1軍昇格のハードルも高くなる。
「前半みたいな入れ替えは、もしかしたらないかもしれないですね。1軍はある程度、戦う形ができているわけであって、そこはこちらとしても決めつけてやるわけにはいかないので。後半やから何かを変えるんじゃなくて、前半から常に『チャンスがあれば』という状態で選手をサポートしてきたので。ただ、このタイミングで1軍に行くということは、ワンプレー、ワンプレーが非常に大きなものになるのは間違いないと思う」
7月末を迎えて補強期限が終了。育成選手たちにとっては一区切り。
「これは毎年来ること。2軍以下で(スタッフを)やっていると、これに直面するので。こちらも何とも言えない気持ちになるけど、選手が一番、色んなことを思いながらグラウンドに出てきていると思う。野球が終わったわけではない。今年の1軍(の可能性)が終わっただけであって、野球を続けるのであれば継続するしかないので。その意思の強さ、色んな強さは持ち合わせていないと、勝負の場に立てない。ただ気持ちは理解できるので、その辺りはサポートしながら。尻を叩きながら、選手の現状や雰囲気を見ながら、みんなでやっていくしかない」
育成選手たちの表情に変化は感じた?
「特にそれがなかったので、何も伝えることもなく。育成選手はアーリーから出てきていたし、ピッチャー(の育成)はもう相原(雄太)だけになった。もうあの歳になったら、やるべきことはわかっていると信じているので。何かあれば、いつでもサポートする準備はしているけどね」
(竹村岳 / Gaku Takemura)