大山凌が見せた“覚醒”、157キロの裏側 わずか5日で2軍降格…打ち明けていた葛藤「もう球速は伸びないかも」

  • 記者:飯田航平
    2026.07.29
  • 2軍
大山凌【写真:森大樹】
大山凌【写真:森大樹】

「正解か不正解か分かるまで」

「もう球速はこれ以上伸びないかも」――。そんな諦めにも似た感情を抱いた先に、待っていたのは予期せぬ瞬間だった。22日にタマスタ筑後で行われたファーム・リーグの中日戦で、先発マウンドに上がった大山凌投手は、6回無失点の好投を披露。2回、ロドリゲスに投じた直球は、自己最速を塗り替える157キロを計測した。2軍降格後、模索を続けてきた右腕が“覚醒”の要因を語った――。

 弾けるような躍動感がマウンドで爆発した。「周りからも『良い時は飛び跳ねてる』とよく言われます」と照れくさそうに笑う大山だが、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。5月22日に今季初の1軍昇格を果たしたが、わずか5日後に2軍降格。理想と現実のギャップに直面し、自分の限界を疑ったこともあった。球速が急に3キロも上がるというのは、そう簡単に起こることではない。

「155キロが出た時点で『更新した』と思って、(ロドリゲスに対して)三振を取りにいったら157キロが出ました」。そう振り返る右腕だが、なぜこのタイミングで眠っていたポテンシャルが爆発したのか。そこには、首脳陣がかけ続けてきた言葉と、ようやく知ることができた「大切な気づき」があった。

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この先で分かる3つのこと

・157キロを導いたフォーム修正と動作解析の具体的な中身
・斉藤和巳監督が春季キャンプで選手に説いた「継続」の真意
・首脳陣から右腕に明かされた「先発チャンス」の舞台裏
157キロをマークした大山凌【写真:森大樹】
157キロをマークした大山凌【写真:森大樹】

実感した続けることの大切さ

(飯田航平 / Kohei Iida)

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