スチュワートの孤独との闘い 福岡の生活が「大好き」、辛い時に“弱音を吐き出す”大切さ

  • 記者:竹村岳
    2026.07.27
  • 1軍
オリックス戦で6勝目を挙げたカーター・スチュワート・ジュニア【写真:栗木一考】
オリックス戦で6勝目を挙げたカーター・スチュワート・ジュニア【写真:栗木一考】

異国の地で戦う右腕…弱音を吐き出せる存在は

 周囲の言葉に背中を押されて、堂々とマウンドを守ってみせた。“孤独”との闘いは終わらない。最後まで隙を作ることなく、カーター・スチュワート・ジュニア投手は役割を全うした。

 22日に行われたオリックス戦(みずほPayPayドーム)のことだ。打線が26安打22得点と大爆発。大量援護に守られながら、今季最長の7回を投げ切り、2失点で6勝目を挙げた。「ああいう展開になって、みんなが点を取ってくれた。自分にできることは相手に流れを渡さないことだけでした」。昨シーズンは左脇腹を痛めて1軍登板なし。再起を期す2026年、少しずつ状態を上げ、今季最多の112球を投げ切ったことも収穫だった。

“崖っぷち”であることは、自認していた。前回登板は15日の日本ハム戦(エスコンフィールド)。2回1/3を投げ、6安打4失点で4敗目を喫した。試合後には倉野信次投手チーフコーチ兼ヘッドコーディネーター(投手)から「今日の内容だとしんどいと言わざるを得ない」と苦言を呈され、右腕もうなだれた表情で球場を後にしていた。

 来日8年目とはいえ、スチュワートも異国の地で戦う外国人選手。言語や食事、さまざまな面で“壁”がある。日本ハム戦のような悔しさを味わった時、辛さや弱音を吐き出せる存在はいるのか。支えてくれる周囲の人は、どんな言葉で背中を押してくれるのか。右腕は笑顔で、感謝の思いを口にした。

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カーター・スチュワート・ジュニアと言葉を交わす山田雄大通訳【写真:竹村岳】
カーター・スチュワート・ジュニアと言葉を交わす山田雄大通訳【写真:竹村岳】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)