笹川吉康の笑顔なき10試合連続安打 指揮官が感じた変化…「あいつが思っているよりも」

  • 記者:飯田航平
    2026.07.24
  • 2軍
笹川吉康【写真:栗木一考】
笹川吉康【写真:栗木一考】

4打数4安打でも晴れぬ表情

 どれほど結果を残そうとも、満たされることは決してない。ファーム・リーグで10試合連続安打という数字を残しながらも、笹川吉康外野手の表情が晴れることはなかった。4打数4安打を放った20日の広島戦(タマスタ筑後)でさえも、顔は固く引き締まったまま。連続試合安打は22日の中日戦まで続き、その間は51打数16安打、打率.314をマークしていた。

 現在の状態を尋ねると「良くはないですね」とこぼす。5月14日に出場選手登録を抹消され、ファームに合流してから2か月が過ぎた。「結構、自分が完璧主義じゃないですけど、自分で自分を苦しめちゃうことが多いんで」。安打を放った直後の笹川の佇まいには、どこか納得がいかないような影が付きまとっていた。

 この期間、数字だけを見れば“好調”とも受け取れるだろうが、なぜ、これほどまでに表情が晴れることはないのか。2軍でもがき苦しみながらも、その頑なな姿勢の裏には、自身に課した決意があった――。そして、首脳陣が確かに感じる変化が隠されていた。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

10試合連続安打でも笹川が絶対に笑顔を見せない真の理由
斉藤2軍監督が明かした「1番起用」に至った裏側
技術不足に悩む笹川を走攻守で支える「コーチ」
笹川吉康【写真:森大樹】
笹川吉康【写真:森大樹】

指揮官が認める内面の成長と、周囲の熱いサポート

(飯田航平 / Kohei Iida)

CATEGORY