オールスター前最後の試合は白星…指揮官が語った前半戦
ソフトバンクの2軍は23日、ファーム・リーグの中日戦(タマスタ筑後)に3-2で勝利した。先発したリバン・モイネロ投手は3回を投げて1失点。被安打4、5奪三振の内容だった。4回から2番手で登板した伊藤優輔投手は1回無失点、5回からは張峻瑋投手が5イニングを1失点に抑える好投を披露。9回2死三塁の場面では、156キロもマークした。
打線は4回に山川穂高内野手のソロで同点に追いつくと、5回には相手の暴投により勝ち越しに成功。同点に追いつかれた8回には2死満塁から山下恭吾内野手が押し出しの四球を選び、これが決勝点となった。この日でフレッシュオールスター前のラストゲームを終えた斉藤和巳2軍監督が取材に対応。前半戦の総括を含む、主なコメントは以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
実戦復帰したモイネロの状態を斉藤監督はどう見たのか?
156キロ右腕の張峻瑋へ斉藤監督が突きつけた注文とは
斉藤2軍監督が明かした若手と1軍の「決定的な差」とは
モイネロ投手が実戦復帰。問題なく投げられているなという印象を受けた。
「調整段階だからね。本来の姿ではもちろんないけど、球速は出ていたしね。調整段階としては、特に良くも悪くもなくっていう感じ」
張投手は、9回のピンチでギアを上げて、しっかりと抑えた。
「投球内容、質的に言うと前回、前々回の方がもちろん良かったというのはあるけど。全体的に良かったかなと。最後、ああいう状況になってギアを上げる。これはもう無意識に当然上がるので。個人的にはそれを先頭から(出してほしい)。やっぱり1点差の攻防を考える時に、先頭から最高のボールを投げていくくらいのものを作っていっていいんじゃないかと個人的には思う」
8回に点数を入れたから尚更?
「そうだね。まず先頭を取るということで一気にこっちに勝つ確率が出てくるし。長打のあるバッターというのを考えるとね。あの後のボールを見ると、それを先頭から投げていたらどうなったのかなというのもある。結果的にこうやってゼロで抑えられたので、それはそれで全然(いいと思う)」
フレッシュオールスター前最後の試合になった。前半戦を振り返って。
「若い選手がポジションを奪うとか、2軍でくすぶっている選手たちが1軍にそこそこ上がりながらも(定位置を)掴むというのはなかなか難しい部分もあるけど。そういったところがなかなか出来ていない部分は、2軍を預かっている者としては、ちょっと悔しさもある」
「能力が高い選手ばかりなので。そのあたりが2軍の成績にもつながっているんでね。チームの成績だけじゃなく、ピッチャーの部門やバッターの部門を見ても、ファームの中ではトップの数字を残せている選手が結構多いので。それを考えると個々というところで1軍との差というのは、監督としては感じざるを得ないというか。そこをやっていけなかったっていうのはあるかな」
チーム全体として見れば、後半戦が始まってからは1軍で活躍する選手をどれだけ送り込めるかも首脳陣としての目標になる?
「そうだね。大事な時期に入ってくるので、そこで2軍の選手が良いきっかけを掴んでもらえるような。そういうシーズンにできたらなと思うので。そのためには我々も選手に対してどう準備させられるか。意識を高めさせることができるのかというところもあるから。こっちがどれだけ色々とアプローチをかけても、いつも言うように1人1人の選手がその意識を持ってもらうことも大事になってくる。他力じゃなくてね」
(飯田航平 / Kohei Iida)