柳町達を変えた2度の分岐点…プロの世界は「耐えられるか」 淡々と語る“打つべき球”の正体とは

  • 記者:竹村岳
    2026.07.18
  • 1軍

14日の日本ハム戦では代打で決勝打

 独自の目線で選手の本音に迫る新連載「鷹フルnote」。今回は柳町達外野手の登場です。チームを勝利に導くような貴重な一打を放つ背番号32は、自分自身のヒットゾーンを「打つべき球」と表現することが多いです。では、「打つべき球」とはどんなものなのか? 明かされた2度の成功体験。そして「ターニングポイント――。『この一球』と思える打席だった」という決定的な瞬間を振り返りました。

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 14日の日本ハム戦(エスコンフィールド)、柳町は同点の9回1死一、二塁の好機に代打で登場した。最後は高めに浮いたスライダーを左中間にはじき返す決勝打を放った。今季、代打での成績は5打数4安打、打率は驚異の8割と集中力が光る。試合後、ヒーローインタビューで口にした言葉には、まだ興奮の色が残っていた。

「つないでくれたチャンスだったので、自分が決めてやろうという思いで打席に入りました。(外野の頭を)越えてくれと祈りながら走っていたので、ホッとした気持ちです。カードの初戦でお互いの投手陣が素晴らしいピッチングをしていたので、最後に勝ち切ることができて本当によかったです」

 昨シーズンは最高出塁率のタイトルを獲得するなど、飛躍の1年となった。一方で、プロ7年目の今シーズンは51試合に出場して打率.241、0本塁打、25打点。5月には不調で登録を抹消されるなど、試行錯誤を続けている。そんな中でも勝負強さは健在。夏場を戦うチームにおいて、欠かせない存在として打線に名を連ねている。

 試合中の談話や囲み取材において、自身の一打を「打つべき球を打てた」と表現することが多い背番号32。柳町にとって「打つべき球」とは、どんなものなのか。29歳が自らの価値観を深く語った。

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この先で分かる3つのこと

柳町達を変えた2つのターニングポイント
明かされた打撃哲学「打つべき球」の真相とは
プロの世界において柳町達が明かす「一番大変なこと」

大切なのは「ダメな時にどれだけ耐えられるか」

練習から工夫を重ねる柳町達【写真:栗木一考】
練習から工夫を重ねる柳町達【写真:栗木一考】

柳町達にとって2度の「ターニングポイント」

(竹村岳 / Gaku Takemura)