今宮健太の三塁起用は「彼のため」、栗原陵矢は「隙だらけ」 小久保監督の一問一答

  • 記者:竹村岳
    2026.07.11
  • 1軍
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

大関友久は5回2失点…指揮官が語った評価と課題

 ソフトバンクは11日、楽天戦(みずほPayPayドーム)に9-2で勝利した。約1か月ぶりに先発した大関友久投手は5回2失点の粘投で3勝目をマーク。6回からは伊藤優輔投手、鈴木豪太投手、岩井俊介投手、大竹風雅投手とつないで無失点リレーを見せた。

 打線は初回から7得点の猛攻。無死一、二塁から近藤健介外野手が右中間を破る2点二塁打。柳田悠岐外野手の適時打で1点を追加すると、牧原大成内野手には2号3ランが生まれた。5回には近藤が犠飛を放ち3打点。牧原大にも8回に適時打が生まれ、4打点の活躍を見せた。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督は、栗原がアウトカウントを間違えたプレーを“断罪”。プロ初の三塁を守った今宮健太内野手にも言及した。指揮官の一問一答は以下の通り。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

栗原の「隙だらけ」発言の裏にある、指揮官の真意
今宮の初三塁起用が決まった、本人との「対話」の中身
牧原大の3ランより監督が価値を感じた「あの打席」の意図
初回から7得点。1番の正木智也選手、2番の周東佑京選手、3番の近藤選手といい流れだった。
「1回裏ね、4番の栗原が1イニングで2つアウトになりましたけど。あの7得点で有利に試合を運べましたね」
柳田悠岐選手が3安打1打点の活躍。さらに300二塁打も達成した。
「最年長ですけどね。体も打球も若いですし、まだまだやってもらいたいですね」
牧原大選手が貴重な3ラン。
「最初はコントロールに苦しんでいたというか。真っすぐを一発で仕留めた後の(3回の)ヒットの方が価値があるかなと思います。彼は引っ張ると長打を打てるバッターなんですけど、どうしてもそれを求めるとバッティングを崩す傾向があるので。あの後のセンター前ヒット、そこが一番評価が良かったところですね」
大関投手の内容は?
「ちょっと体を変えたり、体重を増やすという取り組みをしてきた中で、出力や平均球速は今シーズンで一番良かったなと思います。まだ課題もありますし、ゲームは作ったところは評価でしたね」
来週から9連戦もある。先発の1人として考えている?
「9連戦なんで、どこかで投げます」
明日に向けて意気込みを。
「1勝1敗にしたので。なんとか勝ち越して終われるようにやりたいですね」
大関投手はよく投げた。
「出力は上がっていた。だけど、2ストライクと追い込んでからの決め球に苦しんでいた。相手の2ストライクアプローチでファウルにされたりして、結局球数も5回で110球でしょう。課題は決め球です。でも出力はよかったし、ファームに行った時よりも良かったと思いますよ」
5回は勝ち星をつけるためにも投げ切らせたかった。
「最後までとかは考えていなかったですよ。点を取られたら交代でした」
牧原大選手は8日のオリックス戦(京セラ)でも言葉を交わしていたが、その時も打撃面の話をしていた?
「そうそう。よく見ているね。京セラではスタメンを外れたので、そういう練習をしていましたよ」
栗原選手がアウトカウントを間違えるシーンも。
「隙だらけです。隙でしかないでしょう」
栗原選手は打撃の状態は?
「良くないですね。オリックス戦の3安打で戻るかなと思ったんですけど。でも、中心選手ですから。打てない時の姿をファンもチームメートも見ているので。変わらぬ姿でやるしかないです」
今宮健太選手がプロ入り後、初めて三塁として出場した。
「彼のためにも、出場できる幅を広げるための取り組みです。本人とも話をして、サードでいってみようかと。本多(雄一)コーチからも提案があったので。なかなか出番を作ってあげられていないので、なんとかチームのピースになってもらえるようにということです」

(竹村岳 / Gaku Takemura)