大津亮介が崩れ落ちた意外な理由 助っ人に2打席連続被弾…インハイを続けたその真相

楽天のマッカスカーに内角高めの真っすぐを2打席続けて本塁打にされた
痛烈な一発を浴びた右腕はマウンド上にしゃがみ込み、信じられない、といった表情で打球の行方を見つめた。助っ人外国人に浴びた2打席連続本塁打。普段あまり見られないようなリアクションが出たのには、明確な理由が隠されていた。
10日にみずほPayPayドームで行われた楽天戦。大津はカード頭という大きな役割を託されて先発のマウンドに上がった。初回は危なげなく3者凡退。「状態は別にそんなに悪くなかったと思います」。安定感抜群の立ち上がりを見せた右腕だったが、直後にペースを狂わされた。
痛い一発を浴びたのは、1点を先制した直後の2回だった。先頭・マッカスカーへの初球。インコース高めへの真っすぐを完璧に捉えられた。打球は左翼ポール際のスタンド中段に着弾。打球速度182キロ、飛距離130メートルの特大アーチだった。
さらに4回、またしても先頭で迎えたマッカスカーに今度は左翼スタンド中段へと運ばれた。打球速度183キロ、飛距離131メートルと、再びの特大弾。1ボール1ストライクからの3球目、1本目と同じインコース高めへの真っすぐを弾き返された。
「あのホームランは別に、僕的には甘く入ったボールじゃないし、割り切って投げました」
試合後、大津は淡々と振り返った。浴びたホームランに悔しさは滲ませつつも、その攻め方を悔いる様子はない。マウンド上に崩れ落ちたのは、意外な理由からだった。
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バッテリーにとっては意図通り投げたボールを完璧に打ち返された
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)