ジェリー攻略…長谷川コーチが「徹底させたおかげ」 小久保監督が口にした“点差”による難しさ

  • 記者:竹村岳
    2026.07.07
  • 1軍
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】
小久保裕紀監督【写真:栗木一考】

柳田悠岐の代打弾はプロ初…指揮官も「そうなんや」

 ソフトバンクは7日、京セラドームでのオリックス戦に6-3で勝利した。先発の上沢直之投手は6回を2失点にまとめて5勝目をマーク。今季最多タイの9三振を奪うなど、序盤から試合を作った。7回以降はロベルト・オスナ投手、松本裕樹投手、杉山一樹投手とつないでリードを守った。

 打線は2回、柳町達外野手の犠飛で同点に追いついた。再び1点を追う3回には無死二、三塁の好機を作り、近藤健介外野手の2点適時打で逆転に成功。7回2死二、三塁の場面では代打で柳田悠岐外野手が登場。右中間席に10号3ランを運び、試合を決定づけた。柳田にとって3年ぶりの2桁本塁打到達で、代打アーチはプロ16年目で初だった。試合後、取材に応じた小久保裕紀監督と倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)の一問一答は以下の通り。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

4回のピンチを切り抜けた上沢直之の“力”
難敵・ジェリー攻略は「コーチのおかげ」
点差が広がったことで生まれたリリーフの「難しさ」

・小久保裕紀監督

――結果的に柳田選手の3ランが大きかった。
「大きかったね。1点差で準備させていたピッチャーも、3ランが出るとホッとするわけじゃないんだけど、(気持ちの部分が)難しいのよ。勝ち切ることが大切ですね」

――柳田選手の代打弾はプロ初。
「そうなんや? 代打(での起用)ってあまりないもんね」

――過去3試合、苦しめられていたジェリー投手を攻略した。
「長谷川(勇也打撃兼スキル)コーチが対策を練ってくれた。内容は言えないけど、その通りの対応をしてくれたので。一番はコーチが徹底させたおかげです」

――最後は周東佑京選手が好プレー。
「3者凡退で終わりだったところを、佑京が救いましたね」

――上沢投手の内容は。
「4回1死一、三塁。あそこをゼロで切り抜けられるのは、力がある証拠。あれができれば5回、6回はポンポンといきますよね」

・倉野信次投手コーチ

――上沢投手は、立ち上がりから直球に力があった。
「本当にその通り。本来の真っすぐになっている。今日も(右肘の違和感から復帰して)3試合目で、本来の投球に近づいてきていると思っています」

――直球の強さは最後まであった。
「まあ、上沢の持ち味は真っすぐだけじゃないので」

――小久保監督は、点差が開いたことでリリーフ陣にも「難しさ」があったと。
「それもあったとは思いますけどね、よくやってくれていますよ」

――シーズン中盤、投手運用としても一番難しい時期を迎えている。
「それはもちろん。どう運用していくかは常に考えているので」

(竹村岳 / Gaku Takemura)