前田悠伍の分岐点は「6月6日」 “使えない”からの脱却…防御率0.69を支える米国仕込みの武器

  • 記者:竹村岳
    2026.07.07
  • 1軍
6勝目を挙げた前田悠伍【写真:栗木一考】
6勝目を挙げた前田悠伍【写真:栗木一考】

分岐点となったのは3勝目を挙げた6月6日のDeNA戦

 若き左腕の躍進を支えているのは、米国で習得した“新しい武器”だ。「あんまり自信はなかったんですけどね」。苦笑いしつつも、確かな手応えを感じているのは間違いない。前田悠伍投手が語ったのは、自らの投球の根底に生じている“変化”についてだった。

 今季初登板を果たしたのは5月3日の楽天戦(みずほPayPayドーム)。以降は8試合に登板して6勝0敗、防御率1.84の成績でローテーションを支えている。「いい状態が続いているので、これをキープして。レベルアップできるように頑張っていきたいと思います」。ドラフト1位で入団して3年目、その才能を1軍の舞台で思う存分に発揮している。

 5月の4登板は防御率3.50だったのに対し、6月以降は0.69と明確に成績を良化させている20歳。分岐点となったのは6月6日のDeNA戦(横浜)だった。初回に3四球を与えるなど39球を要し、小久保裕紀監督も「どうなるかと思った」と語っていたが、結果的に5回1失点で3勝目を手にした。テンポアップを意識した2イニング目以降、左腕の“覚醒”が始まった。

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チェンジアップの握りを探りながらランニングする前田悠伍【写真:竹村岳】
チェンジアップの握りを探りながらランニングする前田悠伍【写真:竹村岳】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)