3点差の9回無死満塁から中村晃が逆転サヨナラ満塁弾
ソフトバンクの2軍は28日、タマスタ筑後で行われたファーム・リーグのオイシックス戦に6-5でサヨナラ勝利を収めた。3点を追いかける9回無死満塁で途中出場の中村晃内野手が打席に立つと、初球を捉えて右越えの逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。
先発したのは大関友久投手。3回に2安打と四球で2死満塁のピンチを招くと、押し出し四球を与えて先制点を献上した。5回に大泉周也外野手の2点適時打で逆転したが、7回に岡田皓一朗投手が4四死球を与えるなど4失点。9回に登板し、1イニングを無失点に抑えた大江竜聖投手が勝利投手となった。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。
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この先で分かる3つのこと
2軍での起用について「晃は注文してこない」
大関友久に求めたい部分…語った評価の真意
育成右腕の岡田と相原に明暗「どう受け止めるか」
斉藤監督が関わってきた試合でもなかなかない。
「なかなかないよ。俺の記憶にないだけかもしれないけど。なかなか出くわさないよね」
中村晃選手が決めた。
「それも初球やからね。見事、見事の一言。その前の打席も悪くなさそうやったからね。ファーストに残しておいてよかった」
今日は代打での途中出場。中村晃選手の要望だった?
「いやいや、それは全然。晃はそんなに、いろいろと注文してこない。逆に、いろいろ言ってきてほしいくらいやけど。こっちも晃のことを考えながらという感じ。今日は途中から、チャンスがあればいい場面で代打からいけたらねというのはコーチと話していた」
大関投手は6回1失点。前回登板も踏まえた投球だったと思うが。
「まだ本来のボールじゃないかなという感じはあるけどね」
本人の迷いも見える?
「いろんなことを考えながらやるタイプなので。自分の中でいろんな工夫をしながら、練習からやっているみたいやけど。なかなかいい時の状態というか、ボールの勢いというか。そういったところは、もうちょっとかなという感じはするけど」
岡田投手は4四死球で4失点。評価が難しい投球になった。
「3軍で、たまに投げに行く時はしっかり投げられている。2軍での登板になると、こういう形が続いているので。もちろん全てにおいて『技術』になるんだけど、考え方だったり気持ちの持ち方だったり、個人的には一番そこが大きいと思っている。本人がどう受け止めているか。こういう結果が続いていること、内容も含めて」
その後に登板した相原雄太投手は、3者連続三振も含む無失点投球。
「いいピッチングが続いているよね。右バッターに対しての課題はもちろんあるし、まだまだ細かいところもあるんだけど。そういうところを考えると克服してきているというか。いい内容の投球が2軍でも続いているかな」
途中出場した盛島稜大選手も2安打。
「反対方向の打球は練習から取り組んでいるからね。それがこういう形で結果になった。途中出場で難しいところもあったと思うけどね。結果に結びついたのはよかったし、守備の方でもいいリードをしながら勝ちに貢献できたのは、いろんな準備を練習から続けてきた証かなと思います」
大泉選手が5回2死一、二塁で2点適時打。相手の内外野の連携が取れずポテンヒットの形になったが、結果を求めている立場での一打をどう評価する?
「まあ、あれは記録がヒットというだけ。試合だけで言うと逆転打だから、こちらとしてはラッキーなタイムリーになってくれたけど。大泉の場合は、その後の左ピッチャーのところよね。そこの反応が課題かな」
9回に登板した大江投手も無失点だった。
「おとといから準備をしてはいたけど、投手のやりくりの関係で今日になった。投げられる準備は、このカードからできていました」
(竹村岳 / Gaku Takemura)