石見颯真の起用に見える「方針」 育成右腕に厳しく注文「卒業しないと」…斉藤和巳監督の一問一答

  • 記者:竹村岳
    2026.06.26
  • 2軍
斉藤和巳2軍監督【写真:栗木一考】
斉藤和巳2軍監督【写真:栗木一考】

2軍本隊とは別の動きとなった中村晃について言及

 ソフトバンクの2軍は26日、タマスタ筑後で行われたファームリーグのオイシックス戦に6-4で勝利した。先発は前回登板で完封勝利を挙げた岩崎峻典投手。5回1/3を投げ4失点の内容だった。その後は木村大成投手、内野海斗投手、ルイス・ロドリゲス投手とつなぎ、追加点を許さなかった。

 打線は初回、山川穂高内野手が2試合連発となる3号2ラン。その後も笹川吉康外野手やジーター・ダウンズ内野手に適時打が生まれるなど、12安打6得点を記録した。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。この日、2軍本隊とは別の動きとなった中村晃内野手についても言及した。

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この先で分かる3つのこと

ショート起用が続く石見へ指揮官が示す育成方針とは
別メニューの中村晃に指揮官が明かした調整の裏側
育成5年目の右腕へ指揮官が求めた卒業すべき課題
石見颯真選手の守備力が目立っていた。
「良いプレーがあったよね。最後のは内野安打か。あれをアウトにしてほしいなという感じで個人的には見ていた」
打球判断の良さもあった。
「センターに抜けるような強い当たりも捕ったし。三遊間も良い判断で。止めるだけでも十分なプレーの後、三本間に挟んでアウトにできたので」
球団の考えもあるとは思うが、ショートとしての起用が続いている。
「もちろんそういう方針でやっているけれど、セカンドもやっているし。基本的には二遊間でという感じ。今のところはね」
山川選手が2試合連続本塁打。
「それくらい打ってくれないとね。早くもっと状態を上げて、早く1軍の戦力になってほしいというのはある。あの一発が魅力なのでね」
岩崎投手も前回登板が完封勝利だったが、今日の登板との違いはどのようなところにあった?
「ボール先行が多かったよね。前回のカープ戦は、結構早打ちのバッターが多いので。助けられたとまでは言わないけれど、前回はそれでもしっかり要所で高低、左右、ラインを間違えずに投げられた部分があるけれど。今日はボール先行があることによって自分を苦しめていったという感じ。雨の影響は別に関係はないと思う。雨もそんなに降っていないし。下が若干いつもとは足場が違うというのはもちろんあるけれど、そんなことは言い訳にならないので」
監督が常に言うように、調子が良くない中でどう抑えていくか。
「そうね、その中でどう抑えていくかっていうのが大事なので。そんなに空振りや三振を多く取るピッチャーではないからこそ、そういう時にどうするかというのを自分で何か掴んでいかないと、ここから先になかなか行けない」
ロドリゲス投手は去年と比べ、制球が安定している印象を受けるが。
「去年の終わりくらいからは、ゾーンの中に投げられるようにはなったけれど。でもまだストライクとボールがはっきりするし、ランナーを背負う状況も多々あるので。あれだけのボールを持っていて、すんなりいかないというのは、何かあるわけで。彼は育成選手なので。良いところまで行っているとは思うけれど、その先に行くならそういうところをどれだけ詰められるかというところ。クイックにしてもそうだし、細かいところも色々あるよね」
中村晃選手は午前10時頃から打ち込んでいたが、試合には出場しなかった。
「その時の状況によってというか。また明日からゲームの方には入ってくるので。もう1軍クラスの選手は自分の調整は分かっているので。山川にしてもそうだけれど、ある程度こう融通を利かせながら、より調整しやすいように環境作りをするのは我々の仕事。1日でも早く1軍の戦力になってもらいたいのでね。ただ、若い選手もいるので、そう簡単にはいかないように、若い選手も上を目指してやってもらっています」
ロドリゲス投手は3三振を奪ったが、細かい課題克服を求められている。
「もう1年目2年目の選手じゃないからね。日本に来て5年目? 勝負していかないといけない年数であったり、年齢であったりするので。いつまでもそういう部分だけ見ていても、彼の成長には繋がらないので。支配下でまだ1年とか、20歳前後くらいだったら『よく抑えた、よく耐えた』と言えるけれど、もうそこは卒業していかないとね」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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