大津亮介が交わした“2度のハグ” 上沢直之の「大津さん!」に込められた思い…伝えた「早く帰ってきて」

  • 記者:飯田航平
    2026.06.18
  • 1軍
大津亮介【写真:栗木一考】
大津亮介【写真:栗木一考】

交流戦ではMVP級の活躍

 満身創痍の先発陣を引っ張る男の背中には、“兄貴分”への思いと自覚があった。交流戦で3勝を挙げ、防御率1.23という“MVP級”の活躍を見せたのが、大津亮介投手だ。チームは14勝4敗で、惜しくも交流戦優勝は逃したが、「今はもう、しっかりと責任を感じながらやりたいです」と語る右腕の奮闘が大きな原動力となった。

「大津が1人、軸で回っている。自分で掴み取って今の位置がある」。小久保裕紀監督が口にしたこの言葉は、今の大津に対する最大級の信頼の証だ。それほどまでに背番号19の存在は大きくなっている。

「(先発ローテーションの)6番目に入って、僕は確実に1つずつ序列を上げていこうと思っていました。結果で示すしかないと思ってやっていたので」

 大津はこう語り、静かに闘志を燃やしていた胸の内を明かす。先発ローテーションを守るという強い自覚。そして“特別な先輩”でもある上沢直之投手への想いを胸に秘め、マウンドに立ち続けていた。2人が交わしたハグ。伝えた思いは「早く帰ってきてください」――。

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上沢直之とフォームの確認をする大津亮介【写真:竹村岳】
上沢直之とフォームの確認をする大津亮介【写真:竹村岳】

離れて感じる存在の大きさ…「上沢さんがいることで」

(飯田航平 / Kohei Iida)