6番手からの躍進支えた”超優しい人” 大津亮介が脱却した完璧主義「すごく嫌でしたけど…」

今季の1イニング最多失点は「2」
ローテ6番手からの大躍進には、自身に最も身近な”ある人物”の支えがあった――。マウンド上で淡々とアウトを積み重ねる大津亮介投手の姿に、かつての脆さは微塵もない。9日の阪神戦(みずほPayPayドーム)で自身のキャリアハイに並ぶシーズン7勝目を挙げ、先発ローテーションの柱として確かな存在感を示している右腕。その要因を自ら明かす――。
7勝は両リーグトップタイの数字。失点しても、引きずることなく次打者を抑える姿を何度も目にする。今季は69回1/3を投げている右腕だが、ここまで1イニングで複数失点を喫したのはわずかに2度。どちらも2失点という抜群の安定感だ。いかに追加点を与えない投球をしているか。そこに今季の大津の凄みがある。
常に“完璧を求めてきた”男だが、2026年の大津は違う。得点を奪われた直後でも、何事もなかったかのように後続打者を仕留めてみせる。スタミナ不足を指摘された過去と決別し、交流戦では27年間の人生で初という完封勝利まで成し遂げた。エース級の活躍を見せる右腕の心体に、一体どのような変化があったのか。
「絶対に、常に冷静なんで。僕が慌てるのを抑えるように。超優しい人なんです」
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この先で分かる3つのこと
被弾後の「打者のベース1周」で大津が戦っていた相手
スタミナの課題をクリアにした「1か月単位」の調整法
人生初の完封勝利の裏で蘇った、社会人時代の「記憶」
スタミナの課題をクリアにした「1か月単位」の調整法
人生初の完封勝利の裏で蘇った、社会人時代の「記憶」

“1か月のスパン”でコントロールする自身の体

(飯田航平 / Kohei Iida)