飛田悠成が怪我と戦い続けた3年…どん底でも「プラスにしか」 韓国から帰国、突然だった公式戦デビュー

  • 記者:飯田航平
    2026.06.02
  • 2軍

最高の形で飾ったデビュー戦

 ホークスの将来を担う育成選手に焦点を当てた新コーナー「未来の推し鷹」。今回は度重なる怪我を乗り越え、プロ4年目で待望の公式戦デビューを果たした飛田悠成投手が登場します。これまではリハビリ組での過酷な時間を過ごし、公式戦のマウンドに立つ機会をなかなか得られずにいました。しかし、29日のファーム・リーグ西武戦で6回から登板すると、4イニングを無失点に抑える快投を披露。支配下登録へ向けて大きな一歩を踏み出しました。3年という歳月の中で、一体何が変わったのか――。裏側にあった心境の変化と現在地に迫ります。

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 清々しい瞬間だった。5月29日のファーム・リーグの西武戦。入団4年目を迎えた育成の飛田が、6回から公式戦初となるマウンドに上がった。待ち焦がれた舞台で、飛田は9回までに4つの三振を奪い、相手打線を無失点に抑える好投。3年以上の歳月を費やして辿り着いた公式戦デビューを、これ以上ない最高の形で飾ってみせた。

 これまでは、怪我との戦いだった。今春のキャンプでは筑後のC組スタートから猛アピールを続け、キャンプ終盤にはB組の宮崎キャンプへ合流。しかし、ブルペンで強度を上げすぎた代償として左腹斜筋を痛め、リハビリ管轄となっていた。

「いつでもいける準備はしていたつもりなんですけど、自信を持っていけるか、というところで(迷いがあった)。時間はかかりましたけど、自信を持っていけたのでよかったです」

 少し照れくさそうにしながらも、確かな手応えを感じた。度重なる暗闇の中で、どのようにしてマウンドを“楽しむ”までに至ったのか。その背景に迫る。

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この先で分かる3つのこと

苦しいリハビリを好転させた「ある意識」
トレーナーの制止を押し切って培った「修正力」
記念球を渡された飛田が困惑した、秋広の「謎の一言」

苦難のリハビリ期間も…「プラスにしか捉えない」

急遽のスクランブル登板も “楽しむ”心

(飯田航平 / Kohei Iida)

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