渡邉陸が本塁打、2軍降格後の姿はどう見える? 斉藤和巳監督が語ったこと「チャンスがないと思うのか…」

  • 記者:飯田航平
    2026.05.29
  • 2軍
勝利した試合後の整列、ホセ・オスーナの肩を揉む斉藤和巳2軍監督【写真:飯田航平】
勝利した試合後の整列、ホセ・オスーナの肩を揉む斉藤和巳2軍監督【写真:飯田航平】

プロ4年目の育成右腕・飛田悠成が無失点デビュー

 ソフトバンクの2軍は29日、ファーム・リーグの西武戦(タマスタ筑後)に5-0で完封勝利を収めた。先発の村田賢一投手は5回を6安打2四球無失点の内容だった。2番手で登板した飛田悠成投手は、プロ4年目で2軍戦に初登板。4回を投げて4奪三振2四死球、無失点のデビューを飾った。打線は、3回にイヒネ・イツア内野手の適時打で先制。5回には渡邉陸選手が右翼にソロ本塁打を叩き込んだ。6回にはホセ・オスーナ外野手が適時打を放つなど一挙3得点を奪い、試合を決めた。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

無失点デビューの飛田に監督が感じた精神面の進化とは
途中交代したオスーナの気になる容態とベンチでの姿
ライバル加入の逆境に立つ渡邉陸へ監督が贈った言葉
村田投手と飛田投手、育成投手2人で完封。
「育成2人で完封は良かったんじゃない。ちょっと村田は中4日で行ったから。始め良かったけどね、ちょっと球数が途中から多くなったかなっていう」
村田投手は防御率0.00を継続している。
「結果ももちろん大事やけど、2軍以下は結果だけじゃなくて、内容が大事のでね。結果は自信にしたらいいけど、内容はもっともっと詰めていかないと」
飛田投手の投球は?
「初めてよね、2軍では。初めてで4イニングを0点で。はじめはとんでもない球も投げていたけど。去年1年間見ていて、西武さんには申し訳ないけど、俺の中では想定内。飛田に関しては、あることなので。その後立て直して、しっかり投げてくれたから良かったなっていう。リズムも良かったし」
飛田投手も修正力という言葉を口にしていた。
「でも今日は修正できたんじゃない? 嶺井(博希)も上手くリードしてくれたし。これを続けてほしいなという感じやね」
飛田投手を去年から見られていて、今日のマウンドで成長を感じられた点は?
「普通に投げたら、あれぐらいは投げられる。ただ、彼に関してはもちろん技術もそうやけど、精神的な部分。上手くいかないとずるずるいってしまったりとか。これは飛田だけに限らず、他の選手もいるんやけど。飛田に関してはそういうのを、今までずっと見てきたから。だから修正力という言葉が本人の中からも出てくると思う。その点では今日はとんでもないボールを2球ぐらい投げた後、修正できたのは自信にして、それをどうやって続けていければいいかを考えてやっていってもられたらなと思っている」
藤野恵音選手が2安打と好調。監督も打席に入る前に大きい声で発破をかけていた。
「好調なんかな?(笑) みんな数字、数字と言うけど内容も見ているからね。『結果が欲しい、結果が欲しい』が勝ってしまうことが多いので、彼に関してはね。そのあたりは結果が出ることは悪くはないけど、その結果は自分が求めている打撃なのか。上でやっていくには、そういう打撃が自分の能力として出し切れているのか、というところは考えないといけないので」
牽制死もあったが盗塁のサインが出ている中だったか?
「行けたら行っていい、というところだけど、ああいう牽制があることはミーティングでも言われているんで。そのあたりは反省材料」
オスーナ選手が8回の打席で途中交代。怪我の心配は?
「どうなんやろね。最後はベンチにおったし、ハイタッチも来ていたから。そんなに大したことないと聞いてはいる。明日の朝の状態次第という話になっている」
どこを痛めた?
「左肩とかって言っていたけど。でも全然ニコニコしとったし。何が起きたのかよく分かっていない。(代打で打席に向かった)大泉(周也)がいい迷惑したなと」
渡邉選手が本塁打。山本祐大選手がトレードできたが、姿はどう映っている?
「陸は自分がやらないといけないことは、しっかりやってくれている。この世界はこういうことも全然あるわけで。だからと言ってチャンスがないと思うのか、それでもやるべきことをちゃんとやるのか、とではその先が大きく変わるから。そこは陸なりに割り切って、やり続けているかなっていう感じもする。どんな状況であっても、やらないといけないんでね。どこにどう可能性があるかも分からんし、今後どうなるかも分からんし。それを自分で決めて、諦めているようでは、この世界で生き残ってはいけないので」

(飯田航平 / Kohei Iida)

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