大山凌が耐えた10か月「正直つまらなかった」 苦悩の中、気付かされた後輩の言葉「治ったとかない」

  • 記者:竹村岳
    2026.05.22
  • 2軍
1軍に合流した大山凌【写真:竹村岳】
1軍に合流した大山凌【写真:竹村岳】

ファーム・リーグでは9試合連続で無失点

 コツコツと取り組んできたからこそ、ようやく“正解”の形がおぼろげに見えてきた。開幕からチャンスを待ち続けてきた大山凌投手が22日、待望の今季初昇格を果たした。ファーム・リーグでは9試合に登板して無失点。自己最速タイとなる154キロを計測するなど、少しずつ本来の姿を取り戻している。

 プロ2年目だった昨シーズンは26試合に登板して防御率2.35。1勝1敗1セーブ3ホールドと、さまざまな起用に応えてブルペンを支えていた。しかし、8月3日に登録抹消されると、再び1軍に戻ることはなかった。直球がシュート回転する悪癖を克服できず、「どういうふうに進んでいきたいのかは明確にあるんですけど、そこに感覚が追いついてこない」と漏らしたこともあった。

 昨年の登録抹消から10か月が過ぎ、ようやく1軍の舞台に戻ってきた。確実に形になり始めている感覚、そして「このままでは絶対に終わりたくない」という右腕の信念――。ありのままの現状を打ち明けた。準備を重ねた2軍の期間、改善点として着目したのは自らの「脳」だった。

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シュート回転を克服するために着目した「脳」
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大山凌【写真:竹村岳】
大山凌【写真:竹村岳】

半年以上も遠ざかった感覚…大山凌を突き動かした信念

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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