藤原大翔と千賀滉大「成長曲線が似ている」 1年目に見える“共通点”…倉野コーチの一問一答

  • 記者:竹村岳
    2026.05.11
  • 1軍
倉野信次コーチ【写真:竹村岳】
倉野信次コーチ【写真:竹村岳】

藤原大翔の初先発にも期待「やってきたことを」

 ソフトバンクは11日、みずほPayPayドームで投手練習を行った。上沢直之投手、藤原大翔投手、リバン・モイネロ投手、前田悠伍投手、大関友久投手、松本晴投手が参加。練習後、倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)が取材に応じた。モイネロの実戦復帰予定日や“今後”について、また大関に対する「課題設定」などを語った。また、ファームで調整を続ける投手2人についても言及。倉野コーチの一問一答は以下の通り。

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この先で分かる3つのこと

モイネロが14日に復帰登板へ。投球制限と今後
藤原大翔への期待は「大きい」。共通する1年目の進化
必要になってくるリリーフ陣「疲労」のマネジメント
モイネロ投手の復帰登板。
「木曜日(14日)に予定しています」
イニングなどのメドは?
「球数ですね。確実なことはまだ言えないですけど、木曜日に投げるのは決まりました」
順調な姿を見せてもらえたら。
「今の状態というか、どこまで試合で投げられるかという確認になるかなと思いますけどね」
大関投手もファームで投げる予定?
「はい、投げます」
3軍戦になる?
「いや、3軍戦で投げる予定は入っていないです」
きょうもアドバイスをしていたが、時間がかかるという見立て?
「時間はどれぐらいかかるかわからないですね。早いかもしれないし、少し時間がかかるかもしれない。それはもう投げていくことで、見ていかなきゃいけないかなと思ってます。本人も、僕たちも『課題設定』みたいなものは明確にしているので。そこをクリアするために、どれくらい時間がかかるのか。それは正直分からないですね、計算できないので。早いかもしれない。ただ、2軍で投げるのは間違いないです」
ロッテとの3連戦ではリリーフ陣に疲れも見え始めた?
「疲れはね、先発も中継ぎも出始める時期ではあります。それだけが理由、原因とは思いませんけど、でもそういう時期であるのは間違いないので。『疲労』に関しては、本人が自覚していないところも含めて、こっちも上手く考えていかなきゃいけないかなと思っています」
モイネロ投手が復帰した時のイメージは、もう首脳陣の中で描いている?
「それはもちろん、もう(小久保裕紀)監督とも話はしています」
7回以降の勝ちパターンについても、まだ形を探している?
「『探している』という言い方が適切かは、わからないですけど。いろいろと考えていて、ある程度まとまってきそうな雰囲気は出てきたかなとは思います。ただ、まだわからないですね。試行錯誤は続くかもしれない。今の状況においては、ちょっとはっきりとしたことはまだ言えないですね」
「日替わり」で首脳陣も悩むところ。
「悩むわけじゃないんですけど、どうしても日替わりのところは出てきてしまう。本当に、選手のいいところをしっかり引き出してあげられるようなポジションを考えてはいます」
藤原投手も、順調に準備を重ねている。
「初登板になるので。あまり余計なことを考えなくていいと思うから、今までやってきたことを信じて思い切り投げてほしいです。やれることをやる、それだけですね」
12日からの西武戦はルーフオープンデー。風の対策は。
「選手はわかっているので。ただ『屋根が開くよ』という情報だけは伝えてあります。みんなある程度は準備をしてくれる。変化球の曲がり方とかもちょっと変わってくるので、そこはもうプロ野球選手ですからね。しっかり対応して、利用して、パフォーマンスにつなげるというのは。特段、こちらから何か言うことはない。もう『屋根が開く』ということはみんながわかっていますから」
あらためて、支配下登録された藤原投手の評価は。
「すごく楽しみだなと。今がマックスとも思わないし、まだまだ伸びる要素というか、伸び代がある。すごく成長が楽しみだなと思います」
千賀滉大投手が支配下登録された時の姿と重なる?
「重ねない方がいいと思います(笑)。千賀とは体型も違うし、投げ方も当然違うし。まあでも、期待はしますよね、同じような境遇から上がってきているので。育成の下の方の順位ですから(2023年育成ドラフト6位指名)。しかも成長曲線が似ているんですよね。1年目から150キロが出るようになった。これは千賀も一緒でしたね。千賀がデビューしたのは2年目。性格も違えばポテンシャルも違うので重ねることはしませんけど、どうしても(藤原への)期待値は大きいですよ」
9日、ファーム・リーグの阪神戦(日鉄鋼板SGLスタジアム)で、東浜巨投手が2イニングを投げていた。リリーフの可能性も考えている?
「いやいや、ちょっと離れていたので。『試運転』じゃないけど。ここから伸ばしていきます」
大山凌投手の状態は。
「だいぶ良くなってきたと思いますね。ようやく彼本来の球が投げ始められているので、これを続けていってもらえればと思います。元々ロング(リリーフ)も見据えて。ショートもできる存在だったので、期待しています」

(竹村岳 / Gaku Takemura)