斉藤和巳監督の心を揺さぶる23歳の姿 2軍で出番減少も…行動に表れる“数字では見えぬ覚悟”

  • 記者:飯田航平
    2026.05.07
  • 2軍

「こっちは『頑張り続けろ』と言うしかない」

 独自の目線で選手の知られざる本音に迫る連載「鷹フルnote」。今回は斉藤和巳2軍監督の視点から、ファームで汗を流す若鷹たちの現在地に迫ります。シーズン序盤を戦っている中で、指揮官の目に最も逞しく映る選手は誰なのか。圧倒的な成長曲線を描く右腕の名前を明かす一方で、野手で挙げたのは、ひたむきに泥にまみれる“あの選手”でした。表面上では見えにくい、若き才能の心の機微と、指揮官の親心に迫りました。

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 目立たない場所での泥臭い歩みが、確実に誰かの心を動かしている。その確信が、指揮官の言葉には宿っていた。若手たちがしのぎを削る筑後のグラウンド。斉藤和巳2軍監督の視線は、結果という数字以上に、そのプロセスに潜む「覚悟」を見抜いていた。

 今、最も眩い輝きを放っているのは誰か。その問いに、指揮官は迷うことなく、藤原大翔投手の名を挙げた。「誰が見てもそうやけどね。ずっとコンスタントに良いピッチングをしている。キャンプからずっと維持しているし、投げるたびに成長の度合いが一気に上がっている」。圧倒的な成長曲線を描く若き才能。その進化の裏側にある“継続の力”を斉藤2軍監督は高く評価する。

 一方で、指揮官が「心」を寄せる存在がいる。野手陣の激戦区である三塁、外野を中心に、もがきながらも前を向く井上朋也内野手だ。同じポジションの選手が密集し、限られた出場機会を奪い合う日々。「こっちとしてはそういう選手が巻き返して欲しいなって思うよね」。そう語る指揮官の目に、背番号43の姿がどのように映っているのか。

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この先で分かる3つのこと

斉藤2軍監督が驚いた、井上朋也の波を小さくした「心の持ち方」
指揮官を揺さぶった、中からしか見えない「井上の姿」
1軍昇格の条件。斉藤2軍監督が語る「腐らない心」の重み

「あまり見えへんところ」首脳陣の心を揺さぶる変化

少なくなってきた“出場機会”

(飯田航平 / Kohei Iida)

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