杉山一樹が斉藤和巳2軍監督に“質問”…唐突に聞かれたフォークの「握り」 若鷹たちの評価は?

  • 記者:竹村岳
    2026.05.04
  • 2軍

育成8位の新人・北斗が2軍戦でデビュー

 ソフトバンクの2軍は4日、ファーム・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に5-2で勝利した。先発したのは4月に左手を骨折して戦線離脱した杉山一樹投手。最速153キロを計測し、1回を無失点に抑えた。その後は村田賢一投手、中村稔弥投手らが登板。4番手では、育成8位で入団したルーキーの北斗投手がマウンドに上がり、1イニングを3者凡退とアピールに成功した。

 打線は3回2死二、三塁から高橋隆慶内野手が2点適時打を放ち先制。4回にも押し出し四球と犠飛で追加点を挙げるなど、5得点を奪った。試合後、取材に応じた斉藤和巳2軍監督の一問一答は以下の通り。高橋が抱く“迷い”や、杉山に伝授したフォークの握りなどについて言及した。

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この先で分かる3つのこと

復帰2度目の登板…杉山一樹の評価は?
高橋隆慶に見える悩みと迷い
正木智也も復帰戦「常に淡々と」
杉山投手が復帰2回目の登板。
「無事に投げ終えた、ぐらいの感じで見ていたけどね」
1軍の首脳陣は、フォークの精度を求めていた。そこは、きょうはどう見えた?
「前回はちょっと抜けるボールもあったけど、きょうは前回よりはまとまっていたかな」
杉山投手が監督からフォークを教わったと言っていた。
「いや、聞かれたから。『どんな感じで握っていたんですか』って言うから『俺はこうやって握っていた』って。じゃあやってみますって言うから『もうきょう投げんの?』って。そんな感じ」
監督も現役時代はフォークが武器だった。杉山投手のフォークと比べてみると。
「根本的に違うから。握り方、握っている場所も違うし、落とすイメージも違う。まあまあ、そこら辺を話しただけよ」
北斗投手がデビュー。1回無失点という内容だった。
「ちょっと間隔が空いてしまったからね。本当は合流してすぐ投げさせてやりたかったんやけど。中9日ぐらい空いたんかな、(最後に登板した)3軍戦から。いろいろピッチャーのやり繰りも含めて、考えたり優先するものもあったから、このタイミングになってしまったけど。『きょうは絶対に投げさせよう』というのは、きのうの時点でコーチと話していたので。無事に投げ終えてくれてよかったなという感じやね」
初登板でも堂々としたマウンド捌きだった。
「3軍の映像もずっと見ているけど、そこら辺は3軍の時と変わらないくらいやったね。本当堂々とした、自分の持っているものを全部出し切ろうという姿が見えたピッチングやった。それでしっかりと抑えられたのは、本人にとっても安心しただろうし、自信になった部分もあると思う」
NPBの2軍相手でも、ある程度結果を出しそうな雰囲気はある?
「もう少しイニングを投げさせたいね。それでどうなっていくか。こっちとしては、ランナーを背負った時にどういうピッチングをするのかも見てみたいし。今後そういうチャンスがあれば、こちらもそういうことも踏まえて、いろいろ考えてはいきたい」
正木選手も復帰戦。3月からリハビリ組でなかなかコミュニケーションを取る機会はなかったかもしれないが、きょうの姿はどう見えた?
「(接点は)なかったけど、ずっと変わらへんと思うよ。常に変わらず、淡々と自分のやるべきことをやっていく。うん、慶応ボーイって感じやん」
野手では廣瀬隆太選手が好調を維持。高橋隆慶選手や、井上朋也選手にもヒットが出た。
「隆太はずっと状態がいいかな。練習の時から守備の動きとかも含めて、そういったところはずっといいなと思って見ている。隆慶に関しては、いろいろと悩んだりすることもある。守備の方でミスが続いたり、なかなか上手くいかないこともあったり。打つ方もシーズンの出だしは良かったけど、ちょっと波が出てきたり、迷う部分も出てきた。まあ、こんなの誰しもが通る道やからね。こんなところでへこたれていたら1軍ではやっていかれへんし、彼にとって必要な時間が、今しっかり来ていると見ているかな」
山本選手も4割を超える打率を維持。1軍から声がかかるのを待つ中で、どんなコミュニケーションを取っている?
「話はするけどね。彼と話していると、こっちが思っている以上に、気持ち的にはしっかり前向きにやってくれている。それが一番安心しているところ」
藤田悠太郎選手は左手首に死球。
「大丈夫。当たった後、ベンチに帰る時ニヤッとしていたから。全然大丈夫。当たってないんちゃうか、って疑ったぐらいやから(笑)」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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