藤原大翔に異例の指令「爪痕を残せ」 首脳陣が与えた“合格点”…「勘違いしないで済んだ」

  • 記者:竹村岳
    2026.04.30
  • 2軍
29日のロッテ戦で好投した藤原大翔【写真:竹村岳】
29日のロッテ戦で好投した藤原大翔【写真:竹村岳】

1軍レベルの視点…“異例すぎる”指示の背景

 首脳陣の期待の高さが感じられる、藤原大翔投手への“異例の指令”だった。「爪痕を残せ」――。本来なら、3桁の背番号を背負う若鷹に伝えるような言葉ではないはず。それだけ今、20歳右腕が1軍レベルに近づいている証でもあった。

 29日に行われたファーム・リーグのロッテ戦(タマスタ筑後)で先発した藤原は、6回を投げて2安打1失点、8奪三振の好投を見せた。4回に振り逃げによる失点を喫したが、自責はゼロ。最速155キロを計測した右腕は、「最初からカーブ、チェンジアップの縦系の変化球でカウントを取れたのが良かったです」と充実の表情で振り返った。

 今春キャンプから評価を積み重ね、3月にはファーム・リーグで“開幕投手”も務めた。誰もが期待を寄せる育成の有望株。2軍ではこれが5度目の登板で、防御率1.17と結果も残している。そんな右腕に与えられていた指令が「爪痕を残せ」だった。その背景には、どんな意味が含まれていたのか。支配下登録を掴み取った“その先”まで、首脳陣は見据えていた。

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この先で分かる3つのこと

「爪痕を残せ」首脳陣が異例の課題を与えた裏側
藤原大翔が理解する2軍戦の意味。あえて続けた「同じ球」
岡大海から得た収穫「155キロが打ち返される」

藤原の投球を「1軍レベルの視点で見る」

藤原大翔は6回無死、岡大海を151キロの直球で打ち取った【写真:竹村岳】
藤原大翔は6回無死、岡大海を151キロの直球で打ち取った【写真:竹村岳】

通算541安打の岡大海と3度対戦「“勘違い”しないで済んだ」

(竹村岳 / Gaku Takemura)

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