谷川原健太が「腹を括った」…2死満塁で“3球連続”の要求 ミス直後に思い浮かべた1年前の屈辱

  • 記者:竹村岳
    2026.03.30
  • 1軍
スチュワートと谷川原健太【写真:栗木一考】
スチュワートと谷川原健太【写真:栗木一考】

2回2死満塁…執念が伝わってきた「3球連続スプリット」

「正直、めちゃくちゃ腹を括りました」。開幕カード3戦目、興奮が残る表情でそう語ったのは谷川原健太捕手だ。今季初のスタメンマスク。再三のピンチで見せたのは「逃げ」ではなく「攻め」の配球だった。ミスを犯した後も胸を張っていられたのは、1年前に味わった屈辱と、支えとなった「言葉」があったから。重圧を一身に背負った窮地で、脳裏に思い浮かんだのは――。

 29日に行われた日本ハム戦(みずほPayPayドーム)。ホークスにとっては3連勝を狙う一戦だった。カーター・スチュワート・ジュニア投手は5回3失点。強力打線を相手になんとか試合を作ると、8回までマスクを被り、チームを勝利に導いた。「真っすぐも強かったし、いい球を使うことを一番意識していました。一発がある打線ですけど、丁寧になりすぎても……とは思っていました」。

 谷川原の執念が伝わってきたのは、2回2死満塁の場面だ。打席に水谷を迎えると、初球から3球連続でスプリットを要求。バッテリーミスを怖がっていない、まさに「攻め」の配球だった。「ブロッキングでやってしまったので、カーターには申し訳ないです」。3球目がワイルドピッチとなり、逸らした白球をすぐに追いかける。痛恨のミスを喫し脳裏をよぎったのは、自分を救ってくれた細川亨バッテリーコーチの言葉だった。

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この先で分かる3つのこと

谷川原健太が「めちゃくちゃ腹を括った」攻めの配球
後逸直後に脳裏をよぎった細川コーチの言葉
「行動が変わった」変貌を遂げた“対話の質”

2025年は開幕マスクもわずか11日で登録抹消

スチュワートとベンチで言葉を交わす谷川原健太【写真:栗木一考】
スチュワートとベンチで言葉を交わす谷川原健太【写真:栗木一考】

細川亨コーチが変わった谷川原健太の変化と成長

(竹村岳 / Gaku Takemura)