ソフトバンクの2軍は28日、ファーム・リーグのオリックス戦(タマスタ筑後)に9-0で勝利した。先発の尾形崇斗投手が7回3安打無失点の快投。2番手の大山凌投手も2回無失点に抑えた。打線は2回に山下恭吾内野手と山本恵大外野手の適時二塁打で4点で先制すると、3回にも佐藤航太外野手の適時二塁打などで4点を追加した。8回には藤野恵音内野手に今季1号が飛び出した。
――先発の尾形投手が7回無失点。7回にも球速が154キロを記録するなど、最後まで球威が落ちなかった。
「前回よりは良かったね。球数を投げてもスピードが落ちていなかった。でも、そこは今回だけで改善できたとは思わないし、これから気温が上がってきたり夏場になってくると状況が変わってくる。前回よりはできたけど、そんなに甘くないよ。相手も育成選手が多く出ているし、序盤も球数が多かった。やらないといけないことはまだまだあるし、本人がどう感じているかが一番大事。きょうの投球をどこまで良しとして、どこからを課題としていくのかが大事かな。そこはコーチと話してやっていければ」
――佐藤選手が2安打、藤野選手は本塁打を放った。育成選手のアピールが際立っている。
「彼らも、もうすぐ(育成選手の)出場枠が減るという現状がわかっているからね。こちらとしては、その枠(WBCをめぐる特別措置)があるうちは目一杯使いたいと思っている。その中で良い結果が出たり、失敗が出てくる。ただ、こういう上のレベルで体感するのが彼らにとっては大事なこと。ここで結果が出る、出ないで何かを変えるのではなくて、変えずに今までやってきたことをどれだけ突き詰めていくかじゃないかな」
――2番手の大山投手は2軍戦今季初登板。四球もあったが、2イニングを無失点に抑えた。
「2イニング目の途中くらいからが良かったかな。それまではどうかなと思いながら見ていたけど。でも春季キャンプ、(昨秋の)フェニックス(・リーグ)を含めて、あの時よりは少し戻ってきた、良い時の大山に少し戻ってきたなという片鱗は見えたところはあるかな」
――2回、高橋隆慶選手と山本選手にエラーが出た。
「(起きたのが)2軍でよかったなと。それを本人たちが分かっていればいいな。じゃあどうするのかというのを、コーチと力を合わせてやるしかない。逆に周りの選手たちも、それを他人事にしてたらあかんよ。いつか自分の時が来る可能性だってある。そういうふうに周りを見ることができているかどうか。他人事ではないから。『俺はそんなことない』とか思っていたら、どこかで足元をすくわれる可能性だってある」