周東佑京の判断力が詰まった“9秒”、一塁からタッチアップ…歓声の中でも聞こえた声「佑京!」

周東佑京【写真:加治屋友輝】
周東佑京【写真:加治屋友輝】

「佑京、タッチアップ!」で通じる2人の考え

 ワンプレーの中に詰まっていたのは、高次元の判断力だった。21日の広島とのオープン戦(みずほPayPayドーム)、3回無死一、三塁の好機。近藤健介外野手が放った打球は左中間寄りへと上がり、三走の柳町達外野手は悠々と生還した。打球が上がった瞬間に、追加点が確信できる当たりだった。しかし、驚くべきは一走の周東佑京外野手が、タッチアップのスタートを切ったことだ。

 捕球位置は定位置より少し深いところ。通常、一走が次の塁を狙うにはリスクの高いはずだったが、周東の快足はそれを可能にし、迷わず二塁を陥れた。1死一塁のはずが、1死二塁というさらなる得点チャンスに変わる。なぜ、これほど果敢に攻めることができたのか。研ぎ澄まされた観察眼と判断の裏側を背番号23が明かす。そこには、コーチとの見事な“阿吽の呼吸”があった。

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この先で分かる3つのこと

周東佑京のタッチアップにあった判断の中身
新1・2番の並びで実現するホークス打線の形とは
村松コーチが周東に送った「さすが」に込めた意味

「1番・柳町、2番・周東」の意図

(飯田航平 / Kohei Iida)