斉藤和巳監督はなぜ最後まで練習を見守るのか 「これが俺の生き方」…愛情と情熱の“原点”

  • 記者:竹村岳
    2026.02.28
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斉藤和巳2軍監督【写真:竹村岳】
斉藤和巳2軍監督【写真:竹村岳】

タマスタ筑後で大越基3軍監督から預かった“伝言”

「寿命は縮んでいるかもしれないけど、これが俺の生き方やから」。太陽も沈んだ午後6時すぎ、若鷹の練習を見終わった斉藤和巳2軍監督はそう言って笑った。指導者として迎えた4年目のキャリア。現役時代には2度の沢村賞を獲得するなど、数々の栄冠を手にしてきた男が語った“生き様”とは――。

 開幕を目指し、選手がそれぞれ鍛錬を積んでいる今春キャンプ。タマスタ筑後で大越基3軍監督から“伝言”を預かった。「ちょっと聞いてみてくれないかな?」。どれだけ遅い時間になろうと、斉藤監督は最後の選手1人が練習を終えるまで、絶対に隣で見守り続ける。そんな姿を、大越監督もよく知っていた。「あれは簡単にはできないことだし、愛情だとか責任感だとか、そういうのも超越していると俺は思う。だからこそ和巳監督には、自分が叶えたい明確な目標があると思うんだよね」。

 チームや選手に関する情報交換はするものの、指揮官同士はあくまでも一線を引いた関係性だ。斉藤監督を突き動かすものは、何なのか――。大越監督の純粋な疑問を本人にぶつけてみた。

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夕方まで鈴木貴大(中央)の練習に付き合っていた斉藤和巳監督(右)【写真:竹村岳】
夕方まで鈴木貴大(中央)の練習に付き合っていた斉藤和巳監督(右)【写真:竹村岳】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)