新幹線の車中で刻んだ悔しさ 大関友久の原点…“魂”と口にするようになった本当の理由

  • 記者:竹村岳
    2026.01.05
  • 1軍
契約更改交渉に臨んだ大関友久【写真:竹村岳】
契約更改交渉に臨んだ大関友久【写真:竹村岳】

昨年末の契約更改は8000万円アップでサイン

 5年前、広島から福岡に戻る新幹線の車中で抱いた悔しさは今も忘れられない。3桁を背負ってプロの世界に飛び込み、タイトルホルダーにまで成長した。大関友久投手が口にしたのは、魂の投球の“原点”だった。

 プロ6年目の2025年は24試合に登板して13勝5敗、防御率1.66。自身初となる最高勝率のタイトルを手にすると、昨年末の契約更改では8000万円アップの年俸1億7000万円(金額は推定)でサインした。「大変嬉しいですし、ありがたいことです。人としても選手としても、もっと成長できるように」。“大台”を突破しても、向上心は絶対に忘れない。「目指したい場所がより明確になった。自分の中でも、いい循環が起きています」。交渉後の会見も充実感に満ちた表情が印象的だった。

 2019年育成ドラフト2位でホークスのユニホームに袖を通した。今ではチームに欠かせない存在となった左腕だが、その土台には3桁を背負っていた下積み時代がある。支配下を目指していたころ、どんな目標設定をして自分を高めてきたのか。「魂」が必要だと感じた、明確な“分岐点”を明かした。

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契約更改交渉に臨んだ大関友久【写真:竹村岳】
契約更改交渉に臨んだ大関友久【写真:竹村岳】

「魂という言葉が自分には合うなと思った」

(竹村岳 / Gaku Takemura)