【写真集】今宮健太「35の表情」 鉄壁の守備と弾ける笑顔…1年間の魅力凝縮カット一挙公開

故障で不本意な1年も…精神的支柱としての存在感は健在

 2年連続のパ・リーグ制覇、そして5年ぶりの日本一奪還――。最高のフィナーレを迎えた2025年のホークス。鷹フルでは、この1年間撮りためた『秘蔵写真コレクション』とともに激闘の軌跡を振り返ります。今回は、攻守でチームを牽引し、精神的支柱としてもナインを鼓舞し続けた今宮健太内野手。チームのピンチを幾度となく救った守備や、闘志あふれる表情、そしてオフショットで見せるベテランの笑顔……。背番号6の魅力が凝縮された、全35枚の写真をご堪能ください!


見られなかった1軍戦…16年目で直面した危機 今宮健太がなくしていた“余裕”

見られなかった1軍戦…16年目で直面した危機 今宮健太がなくしていた“余裕”

春季キャンプ中に左ふくらはぎを負傷し、当初は全治2か月と診断されたソフトバンクの今宮健太内野手だが、セカンドオピニオンを経て自身の回復に専念するストイックなリハビリ生活を送り、開幕1週間前の3月21日に1軍復帰を果たした。自身の不在中も試合を見ることなく復帰だけに集中してきた33歳のベテランは、オープン戦3試合で順調な仕上がりを見せ、首脳陣からの信頼も厚い中、「100パーセントでやれていないとおる意味はない」という強い覚悟と責任感を持って、12年連続となる開幕ショートの座を死守し、シーズンを通してチームを牽引することを誓った。

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アウトを“諦めた”今宮健太は「パーフェクト」 首脳陣絶賛…1秒99に凝縮された思考

アウトを“諦めた”今宮健太は「パーフェクト」 首脳陣絶賛…1秒99に凝縮された思考

 4月8日のオリックス戦で、ソフトバンクの今宮健太内野手が3回2死二塁のピンチに見せた、打球到達までわずか「1秒99」の判断がチームを今季初の連勝へと導いた。二遊間を襲う速い打球に対し、直前のプレーの記憶や球場の特性、打者の走力を瞬時に計算して「一塁アウトは不可能」と割り切り、二塁走者の生還阻止を最優先して横っ飛びでボールを止めるという「最適解」を選択した。本人は「普通のプレー」と涼しい顔を見せ、ゴールデン・グラブ賞5度受賞の守備職人としての神髄を見せつけた。

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精神的支柱の自覚滲んだ「こっちの責任」 失策直後の計らい…今宮健太の“魔法の言葉”

精神的支柱の自覚滲んだ「こっちの責任」 失策直後の計らい…今宮健太の“魔法の言葉”

 右前腕屈筋群の筋挫傷から1か月ぶりに1軍復帰した今宮健太内野手は、5月1日の楽天戦で快音こそ聞かれなかったものの、チームの精神的支柱として存在感を示した。3点ビハインドの7回、味方の失策で走者を許し動揺する尾形崇斗投手のもとへ駆け寄り、「エラーは野手陣の責任。走られてもいいから思い切って抑えろ」と声をかけ、尾形投手の持ち味を引き出した。

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今宮健太が声出しに名乗り出たわけ 2軍で示した“背中”…若鷹に伝えた「1勝の重み」

今宮健太が声出しに名乗り出たわけ 2軍で示した“背中”…若鷹に伝えた「1勝の重み」

ウエスタン・リーグの優勝をかけた中日との最終戦で敗れ、3連覇を逃したソフトバンク2軍だが、左ふくらはぎ痛から復帰したばかりの今宮健太内野手が、極度の緊張感の中で若鷹たちの士気を高めるため、自ら輪の中心に歩み出て鼓舞した。若手は今宮のリーダーシップに強く奮起しており、1軍復帰を目指す今宮自身の強い決意と共に、後輩たちの記憶にも深く刻まれた。

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左脇腹痛にあった“予兆” 「我慢強い男がそれだけ…」首脳陣が語った今宮健太の異変

左脇腹痛にあった“予兆” 「我慢強い男がそれだけ…」首脳陣が語った今宮健太の異変

6月1日に1軍復帰を果たしたばかりのソフトバンクの今宮健太内野手が、14日のDeNA戦で左脇腹を痛め、再び戦線離脱した。5回の打席でスイングした際に異変を感じ、一度は打席に戻ろうとしたものの、限界に達して静かにベンチへ退場。首脳陣は「我慢強い今宮がああなったということは、それだけきつかった」と深刻な状態を説明した。

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(鷹フル編集部)