中村晃から「ごめん」 渡邉陸が問われ続ける覚悟…1年前の答え合わせ「わかるよな?」

  • 記者:竹村岳
    2025.12.06
  • 1軍
契約更改に臨んだ渡邉陸【写真:竹村岳】
契約更改に臨んだ渡邉陸【写真:竹村岳】

契約更改に臨み720万円アップの1500万円でサイン

 目に見える形で、“覚悟”を刻み込んだ1年だった。電話越しに突きつけられた危機感は、絶対に忘れない。「どういうことか、わかるよな?」。ソフトバンクの渡邉陸捕手が2日、みずほPayPayドームの球団事務所で契約更改交渉に臨み、720万円アップの1500万円でサインした。背番号を79から00に変更した特別なシーズンを過ごした。

 今季は初めて開幕ベンチ入りを果たし、24試合に出場して打率.222、0本塁打、5打点。3年ぶりに1軍の舞台を経験したものの6月20日に登録抹消されると、その後は再昇格を果たすことができなかった。海野隆司捕手をはじめ、谷川原健太捕手、嶺井博希捕手という厚い“牙城”。「僕が2軍に落ちてからはチームも勝ちが続いていた。圧倒的な数字で、使わざるを得ないような状況にできなかったのは、僕の実力が足りなかったです」。手ごたえと同時に、壁を感じたシーズンでもあった。

 2024年オフ、背番号が79から00になった。渡邉の意思というよりも、球団主導で行われた変更。編成担当者との電話で「(背番号を変えるということは)どういうことか、わかるよな?」と覚悟を問われた。期待の表れである一方で、このままではいけないという危機感を覚えさせられた言葉。1年を終えて、どんな感情を抱いたのか。思い出したのは、“師匠”である中村晃外野手の言葉だった。

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渡邉陸と中村晃【写真:竹村岳】
渡邉陸と中村晃【写真:竹村岳】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)