前田悠伍が“再開したこと”は? 前田純ら4投手の現状…最新リハビリレポート

前田悠伍(左)と前田純【写真:竹村岳】
前田悠伍(左)と前田純【写真:竹村岳】

投手陣の「リハビリレポート」

 鷹フルがお届けする「リハビリ組情報」。12日、筑後のファーム施設で星野順治コーディネーター(投手)に前田純投手ら4選手の現状を聞きました。前田悠伍投手が再開したこととは……? 気になる進捗具合をお届けします。

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続きの内容は

・前田悠伍のキャッチボール再開!次なる「強度アップ計画」
・体も大きくなった前田純の来季への「勝負のポイント」
・長谷川&井崎両投手の現状、コーチが重視する「復帰への鍵」

――長谷川威展投手(左肘のトミー・ジョン手術)はネットスローを続けている。現状は?
「現状としては、まだまだ立ち上げている段階ですね。その中で、日によって強度を変えたり、ノースローの日を設けたりしながらやっているところです」

――気持ちの浮き沈みは見える?
「まあ元々黙々とやるタイプなので。本人の中では感じる部分もあるのかもしれませんが、しっかりやるべきことを前向いてやれているのかなと思います」

――順調にきている?
「今のところはそうだと思います」

――前田純投手(左肘の炎症)は体も大きくなっている。
「体作りと投球の部分は並行してという感じですね。当然肘の状態を確認しながらやっている部分はあります。とはいえ、来年に向けて始まっているわけですから。しっかりトレーニング、ランニングもできていますし、だから体ができあがってきているんじゃないかなと思います」

――肘の炎症は良くなった?
「そこまで詳しいことは言えないですが、波はありながらも順調という感じですね。勝負は来シーズンなので。いかにいい状態に持っていくことができるかがポイントかなと思います」

――前田悠投手(左肘のクリーニング手術)の現状は?
「先週からキャッチボールを再開して。次はその強度を上げていくことになってくるでしょうね」

――今後の流れは?
「状態を確認しながら強度を上げるみたいな流れになると思う。前田純と同じくですが、それこそ来シーズンに向けて、ちゃんと逆算してやっていけるように。そのためには投げた後の状態の確認が大事になってくると思うので。その辺りをまめに慎重に、ゆっくりと立ち上げていく感じですね」

――井崎燦志郎投手(右肩の炎症)に関して。発症から約1か月で現状は?
「今はまだ投げていない状態なので。しっかり治療と、後はフィジカルを鍛える部分っていう感じですね」

(森大樹 / Daiki Mori)