秋は右肩痛で登板なしも…ドラ3・鈴木豪太をなぜ指名? 球団が口にした「独自の調査」

  • 記者:竹村岳
    2025.11.02
  • 1軍
指名挨拶を受けた鈴木豪太【写真:竹村岳】
指名挨拶を受けた鈴木豪太【写真:竹村岳】

大学1年の5月からサイドスローに転向…きっかけとなった一言

 類まれなる能力を秘めた22歳だ。評価されたのは「精神性の高さ」。ソフトバンクは29日、ドラフト3位の鈴木豪太投手(大商大)に指名あいさつを行った。サイドスローから繰り出す直球は最速147キロを誇る右腕。「毎日投げられるタフさが自分の売りなので。どんなところでもゼロで抑えていきたい」。同席した福山龍太郎アマスカウトチーフ、稲嶺誉担当スカウトの言葉から、右腕を指名した背景を紐解いた。

 滋賀県長浜市出身。静岡の東海大翔洋高、大商大を経て3位指名を受けた。サイドスローに転向したのは、大学1年の5月。「僕は上背もなかった(身長175センチ)ですし、同じタイプのピッチャーが他にもいた。生きていく道がそこなのかなと思いました」。当時の監督からの「横でやってみいひんか」という言葉がきっかけとなった。反復練習の末、めきめきと力をつけ、主戦投手に成長。今春のリーグ戦では8試合に登板して55回1/3を投げるなど、タフネスぶりを発揮してきた。

 福山スカウトは右腕を「どちらかといえばクセ球ですね。見えづらさもあるので」と表現する。巨人の大勢投手を彷彿とさせるような、噴き上がる直球が代名詞だ。今秋のリーグ戦では登板がなかったものの、それでも指名に至ったのはスカウト陣の脳裏に強烈なインパクトが刻まれていたからだ。

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この先で分かる3つのこと

スカウトが明かす、鈴木豪太の「高い精神性」の真価とは
プロで通用する、鈴木豪太の「貴重な能力」の正体とは
鈴木豪太が自信を見せる、独自の「投球スタイル」の秘密

福山&稲嶺スカウトが語った評価の中身

制球力の良さを自負「そういうところも売り」

(竹村岳 / Gaku Takemura)