正木智也を包んだ大歓声に“鳥肌” 思い出す朝8時の筑後…待っていてくれたファンへの感謝

  • 記者:竹村岳
    2025.10.18
  • 1軍
代打で打席に向かう正木智也【写真:加治屋友輝】
代打で打席に向かう正木智也【写真:加治屋友輝】

4月18日の西武戦以来…半年ぶりの1軍出場

 大歓声を背に受けて、1軍の舞台に帰ってきた。17日に行われた日本ハムとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第3戦。代打で出場したのが正木智也外野手だった。半年という長期のリハビリを乗り越えた25歳。ふと思い出したのは、筑後で支えてくれたファンの存在だった。

 勝てば日本シリーズ進出が決まるという一戦だったが、序盤から追いかける展開となった。先発の上沢直之投手が6回2/3を投げて6失点(自責5)。打線も相手先発の伊藤から得点を奪えず、試合は7回に突入した。2死一塁で小久保裕紀監督が動く。海野隆司捕手に代わって打席に立った正木は、3ボール1ストライクから積極的にスイングを仕掛けたが、力ない遊直に終わった。「打つ球は間違っていなかったと思いますけど、いい投手からヒットを打つのは難しいなと思いました」と振り返った。

 昨年は7本塁打を放ち、リーグ優勝に貢献。今季も開幕スタメンを射止め、誰もが新しいレギュラーの誕生を疑わなかった。しかし、4月18日の西武戦(ベルーナドーム)で強振した際に左肩を亜脱臼。「バンカート修復術」を受け、全治5~6か月と診断された。半年にわたるリハビリを乗り越えてきたことは、ファンも知っている。本拠地を包み込んだ大歓声は、正木にとって思わず感動してしまう瞬間だった――。

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右翼守備に就いた正木智也【写真:加治屋友輝】
右翼守備に就いた正木智也【写真:加治屋友輝】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)