独走だった昨季でも…首脳陣にあった“反省” 鍵握った松本裕樹、逆転Vもたらした投手運用

  • 記者:竹村岳
    2025.10.02
  • 1軍
松本裕樹【写真:古川剛伊】
松本裕樹【写真:古川剛伊】

リーグ連覇に貢献した松本裕「ゼロを重ねられた」

 リリーフ陣における“最重要のピース”として1年間腕を振り続けた男が、歓喜の輪に飛び込んでいく。この瞬間だけは、いつものクールな仮面は脱ぎ捨てていた。「元気であればもっと試合数を投げられたかもしれませんけど、最低限のところは投げられたのかなと。波もあまりなく、シーズンを過ごすことができました」。美酒を味わい、笑顔で1年を振り返ったのは松本裕樹投手だ。

 今季は開幕から必勝パターンとしてブルペンを支え、51試合に登板して5勝2敗、防御率1.07。39ホールドを挙げて自身初タイトルを獲得するなど、リーグ優勝の原動力となった。「内容としてゼロを積み重ねることができた。僕の場合は(登板の)シチュエーションがある程度、固定されていたので」と静かに胸を張る。

 今季もホークスが誇る“最大の武器”として、ブルペン陣は連覇に貢献した。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)は2024年の反省を踏まえ、今季のテーマに「厚み」を掲げていた。そのキーマンが、松本裕と藤井皓哉投手の“両輪”だった。

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この先で分かる3つのこと

・藤井皓哉と松本裕樹の離脱、その真相
・小久保監督の「すごい決断」の裏側
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(竹村岳 / Gaku Takemura)