「態度は相当ひどかった」 笹川吉康を“見捨てなかった”理由…松山2軍監督と3度の個人面談

  • 記者:飯田航平
    2025.09.30
  • 1軍
笹川吉康【写真:竹村岳】
笹川吉康【写真:竹村岳】

悔しい1年も…明かした指揮官への感謝

 才能開花にかかる期待。それに応えられなかったことは自分が一番わかっている。昨季、1軍で待望のプロ初本塁打を放った笹川吉康外野手。5年目の今季、1軍では24試合に出場して打率.186、1本塁打、8打点と、そのポテンシャルを活かしきることができなかった。

「去年日本シリーズを経験して、今年から1軍にできるだけ帯同というか……。そういうつもりでいたんですけど、春先でもう(2軍に)落ちてしまって。1軍にいなきゃいけないと決めた1年で2軍にいることは、今まで2軍にいた時とは違う気持ちでした」

 今季こそはと意気込んで臨んだシーズン。しかし、待っていたのは開幕早々の2軍降格という厳しい現実だった。打率は1割台に低迷。ベンチでは物に当たり、試合中の声も出なくなっていった。誰もが手を焼きかねない状況で、決して見捨てることはなかったのが松山秀明2軍監督だった。「3回呼び出されました」。そう語る笹川と指揮官との間には、一体何があったのか。

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この先で分かる3つのこと

・「部屋に呼ばれて、『まぁ座れや』」
・笹川が明かす、態度を改めた「本当の理由」
・23歳の笹川が誓う、未来への「秘めた決意」

呼び出された監督室「そんな感じでやれよ」

一番辛いのは試合に出られないこと

(飯田航平 / Kohei Iida)