「俺ってこんなショボいんや」 自分に失望した春先の連敗…海野隆司が“比較”を止めた理由

日本ハム戦で完封しリバン・モイネロと抱き合う海野隆司【写真:荒川祐史】
日本ハム戦で完封しリバン・モイネロと抱き合う海野隆司【写真:荒川祐史】

リーグ連覇も「しんどいことばっかりでしたね」

 2年連続のリーグ優勝を飾ったホークス。鷹フルは、海野隆司捕手を単独インタビューしました。甲斐拓也捕手の移籍により、ポジション争いが注目されたシーズン。「しんどいことばっかりでしたね」と胸中を打ち明けました。“比較”に苦しんだ春先。自分の弱さを受け入れ、漏らした本音は「俺ってショボいんやな」――。

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 最後はマスクを投げ捨てて歓喜の輪に飛び込んだ。「しんどいことばっかりでしたね。特に最初の方は勝てないし、どうやったらうまくいくんやろうってずっと感じていたので」。絞り出した言葉は、歩んできた道のりの険しさを物語っていた。偉大な捕手がチームを去り、真価が問われたシーズン。海野は想像を絶するほどの重圧を背負っていた。

 自分に対して何度も“失望”した。悪夢のようだった春先の連敗。他人との「比較」に、人知れず苦しんでいた。飛躍のきっかけとなったのは、己の弱さを受け入れたことだ。

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この先で分かる3つのこと

・海野隆司が感じてしまった“ギャップ”の正体
・配球において絶対に忘れなかった意地と信念
・リーグ優勝に輝いた海野が「自信がある」と誇った数字

高谷裕亮コーチも「かなり厳しいことを言った」

6月の阪神戦でサヨナラのピンチを脱してガッツポーズする海野隆司【写真:栗木一考】
6月の阪神戦でサヨナラのピンチを脱してガッツポーズする海野隆司【写真:栗木一考】

モイネロ&有原とのバッテリーで思い知った“重み”

(竹村岳 / Gaku Takemura)