疑心暗鬼で感じた孤独「影では…」 覚悟の決断、上沢直之が赤裸々に語った逆風の鷹移籍

入団時の疑心暗鬼「ホークスの選手も…」

 ホークスは2年連続のリーグ優勝を飾りました。鷹フルでは主力選手はもちろん、若手やスタッフにもスポットライトを当てながら今シーズンを振り返っていきます。上沢直之投手が改めて語ったのはホークス入団をめぐる“逆風”。SNSの誹謗中傷、世間からの声をどう受け止めたのでしょうか。チームメートですら「誰もよく思っていないんじゃないか」と孤独を感じた日々も。ホークスの一員になれたと感じた瞬間とは――。

◇◇◇◇◇◇◇

 満面の笑みで歓喜の輪に加わった。今季加入した上沢直之投手は移籍初年度で12勝を挙げ、リーグ優勝に貢献。自身にとっても1軍で優勝を経験するのは初めて。10か月前、笑顔のなかった入団会見とは正反対の表情だった。

 2023年オフ、日本ハムからポスティングシステムを利用して海を渡った。夢見たメジャーのマウンドに立ったのはわずか2試合。5月以降はマイナーでの登板が続いた。右肘を痛めたことも重なり、シーズン途中に帰国の途についた。わずか1年でNPBに復帰する決断を迫られた右腕が選んだのは、古巣の日本ハムではなく、ホークスだった。

 自ら決めた選択に迷いも後悔もない。それでも“疑心暗鬼”に陥ることはあった。「ホークス内部の人や選手も、誰もよく思っていないんじゃないか」。覚悟の入団、SNSでの誹謗中傷、入団後の心境の変化――。今だから明かせる当時の思いを赤裸々に語った。

会員になると続きをご覧いただけます

この先で分かる3つのこと

・上沢がホークス入団時に感じた「孤独」の理由
・誹謗中傷にどう向き合ったか、その「意外な本音」
・優勝の裏で上沢が実感した「ホークスの一員」とは

事実とは異なる誹謗中傷「結果を残すことでしか見返せない」

「結果を出して、みんなに認めてもらうしかない」

(川村虎大 / Kodai Kawamura)