首脳陣への直談判で訴えた“緩み” チーム救った藤井皓哉の勇気…「もう1回、見直しませんか」

  • 記者:竹村岳
    2025.09.27
  • 1軍

鷹4年目で2度目のリーグV「体が万全なら勝負できる」

 ホークスは2年連続のリーグ優勝を飾りました。鷹フルでは主力選手はもちろん、若手やスタッフにもスポットライトを当てながら今シーズンを振り返っていきます。藤井皓哉投手が明かしたのは、首脳陣への“直談判”。9勝15敗2分けと苦しんでいた4月30日、打ち明けたのはチーム内に対して感じていた「緩み」でした。「もう1回、見直しませんか」――。

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 いても立ってもいられなくて、29歳の右腕は心を奮い立たせて扉を叩いた。3、4月は9勝15敗2分けと、かつてないほど苦しい船出。藤井が首脳陣に向かって思いを訴えたのは、4月30日の出来事だった。「見直しませんか」。そう口にしたのは、投手陣の現状が「緩いな」と映っていたからだ。

 藤井は今季51試合に登板して2勝3敗2セーブ、19ホールド。防御率1.44の安定感を誇り、必勝パターンの一角としてリーグ優勝に貢献した。昨シーズンは終盤に腰痛を発症して離脱。今季は開幕から“完走”を果たし「体の変化には敏感でいましたね」と振り返る。「状態が万全なら勝負できる。自分というより技術のことで悩めたので、いいサイクルだったと思います」と胸を張った。

 ホークスに入団して4年目。自覚ある行動を示したのは、4月30日だ。日本ハム戦(みずほPayPayドーム)に敗れて4連敗を喫すると、王貞治球団会長がナインを集めて檄を飛ばした。その後、藤井が倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)のもとへ足を運んだ。異例の“直談判”。チーム状況を少しでも変えるために、腹を割って気持ちを伝えた。

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この先で分かる3つのこと

・藤井投手が明かした「緩み」の真相とは?
・倉野コーチが語る「直訴」の衝撃と舞台裏
・チームを変えた「あの言葉」と優勝への軌跡

裏方さんにも事前に相談…異例の“直談判”の舞台裏

杉山一樹と藤井皓哉【写真:竹村岳】
杉山一樹と藤井皓哉【写真:竹村岳】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)