消せない“傷痕”も「よっしゃ来た」 勝利導いた庄子雄大の走塁…想定通りだった出番の瞬間

  • 記者:飯田航平
    2025.09.14
  • 1軍
代走で出場した庄子雄大【写真:栗木一考】
代走で出場した庄子雄大【写真:栗木一考】

冷静な判断が生んだ好走塁

 ルーキーの走塁がチームを救った。13日のオリックス戦(京セラドーム)、1点を追いかける9回無死一塁という緊迫の場面。近藤健介外野手の代走として送られたのが庄子雄大内野手だった。続く中村晃外野手が放った右前打で、庄子は迷いなく二塁ベースを駆け抜け、三塁に頭から滑り込んだ。この好走塁が起点となり、チームは土壇場で逆転に成功。大きな勝利を収めた。

 8月1日の楽天戦(みずほPayPayドーム)ではスタメン出場したものの、牽制アウトとなる痛恨のミスがあった庄子。小久保裕紀監督からは「プロの厳しさ、怖さを学んでほしい」との言葉があった。それだけに、この日の出場場面には少なからずプレッシャーも感じたはずだ。悔しさを乗り越え、この大一番で堂々とプレーした22歳。その裏には、冷静な分析と積み重ねてきた周到な準備があった――。

二塁を回る前に大西コーチを見る庄子【写真:栗木一考】
二塁を回る前に大西コーチを見る庄子【写真:栗木一考】

「晃さんのところに代走となると…」

失敗を糧にした「準備」と「覚悟」

同点のホームを踏み、栗原陵矢(左)とタッチを交わす庄子【写真:栗木一考】
同点のホームを踏み、栗原陵矢(左)とタッチを交わす庄子【写真:栗木一考】

(飯田航平 / Kohei Iida)