松本裕樹の口調が熱を帯びた理由「このチームでは…」 11年で到達した100Hの“真の価値”

  • 記者:竹村岳
    2025.08.10
  • 1軍
松本裕樹【写真:荒川祐史】
松本裕樹【写真:荒川祐史】

首位攻防戦も淡々「順位とかは関係ないです」

 常勝軍団でたどり着いた節目だからこそ、価値がある。プロ11年目、積み上げた数字は「100」に到達した。「いろいろありましたけど、ここまでよくやれているのかなと思います」。噛み締めるように振り返ったのは松本裕樹投手だ。

 1ゲーム差の2位・日本ハムとの首位攻防戦。2回に逆転すると、リードを保ったまま試合は終盤に突入した。右腕の出番は、3点差の8回。水谷、レイエス、マルティネスと並ぶ上位打線を3者凡退で退けた。「順位とかは全然、関係ないです。目の前のバッターをどう抑えるかしか考えていないので」。クールに語った背番号66。この登板で、プロ通算100ホールドを達成した。

「そういう何かを積み重ねているのは、いいことかなと思います」。試合後、淡々と振り返った右腕。口調が少しだけ熱くなったのは、自らのキャリアについて問われた時。ホークスだからこそ価値があると、29歳は胸を張った。

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(竹村岳 / Gaku Takemura)