「ムードメーカーは誰でもできる」  栗原陵矢が抱く葛藤…「今僕が復帰しても」

栗原陵矢(左)と今宮健太【写真:飯田航平】
栗原陵矢(左)と今宮健太【写真:飯田航平】

春先とは違う焦り、好調なチームに募る不安

 表情には出さないが、いくつもの不安を抱えながら過ごしている。栗原陵矢内野手は右脇腹を痛め、リハビリ組で調整を続けている。「(現状は)6割くらいです」。ティー打撃やノックが行えるまでに回復。グラウンドには元気な声が響き渡り、その表情は明るくも見える。

 今季のホークスは開幕から苦戦を強いられてきた。主力の相次ぐ故障や不調なども影響し、一時は最下位に沈んだ。栗原自身も、3月11日の巨人とのオープン戦(長崎)で脇腹を負傷し、開幕スタメンの座を逃した。4月17日に1軍へ復帰する直前には、「焦っています」とチームの状況や、自身のふがいなさを口にしていた。しかし、ホークスが好調の今、離脱で抱く感情は、春先とは異なるものだった――。

結果が全ての世界で問う、自身の存在価値

打撃練習を行う栗原【写真:飯田航平】
打撃練習を行う栗原【写真:飯田航平】

笑顔の裏の葛藤、本当の「戦力」になるために

中村晃のシャツで練習する栗原【写真:飯田航平】
中村晃のシャツで練習する栗原【写真:飯田航平】

(飯田航平 / Kohei Iida)