1イニングで計3度…中村晃が杉山一樹にかけた言葉 「誰かが行かないと」察知した“異変”

杉山一樹に声をかける中村晃(左)【写真:古川剛伊】
杉山一樹に声をかける中村晃(左)【写真:古川剛伊】

ピンチの9回、3度マウンドに足を運んだ中村晃

 安打こそ出なかったが、“精神的支柱”の存在感は計り知れなかった。13日の楽天戦(楽天モバイルパーク)。5-0と快勝ムードで迎えた9回に、思わぬ落とし穴が待っていた。

 ここまで防御率0点台を誇っていた杉山一樹投手がまさかの3失点。なおも2死一、三塁で一発が出ればサヨナラの場面。最後は辰己を空振り三振に仕留め、薄氷の勝利をもぎ取った。

 重苦しい空気が漂う中、際立ったのが中村晃外野手の行動だった。わずか1イニングの間に3度もマウンドに歩み寄り、杉山に声をかけた。倉野信次1軍投手コーチ(チーフ)兼ヘッドコーディネーター(投手)がベンチを出たタイミングを合わせると4度。なぜ何度も念入りに声をかけたのか――。

犠飛を放った中村晃【写真:古川剛伊】
犠飛を放った中村晃【写真:古川剛伊】

チームは3連敗…ベンチから見ていたもどかしさ

(川村虎大 / Kodai Kawamura)