投手不在のマウンドで…海野隆司が行うルーティン コーチが評価した“細やかな気遣い”

  • 記者:竹村岳
    2025.07.11
  • 1軍
プレートを綺麗にする海野隆司【写真:栗木一考】
プレートを綺麗にする海野隆司【写真:栗木一考】

リリーフ投手のためにプレートを綺麗に…

 何かが変わるわけではないかもしれない。それでも祈りを込めながら、投手を迎え入れている。6年目のシーズンを過ごしている海野隆司捕手。捕手陣では唯一、開幕から1軍出場を続けている27歳は、様々な投手とコミュニケーションを取ってきた。

 8日のオリックス戦(京セラドーム)では有原航平投手とバッテリーを組み、7回1失点の好投をサポートした。初回の1球目から変化球を選択するなど、慎重にリードしているような印象を受けた。「もともと真っすぐばかりで押すタイプでもないと思いますし、それは有原さん自身もわかっていると思う。自分も最近、受けていてそう思うので」。走者を背負いながらも最少失点にまとめ上げたのは、豊富な球種を交えたコンビネーションが光ったからだ。

 捕手としての“優しさ”が見えたシーンがあった。8回、2番手のダーウィンゾン・ヘルナンデス投手がマウンドに上がる直前の場面。海野は駆け足でマウンドに向かうと、中心で座り込んだ。「フー」とプレートに息をかけて、土を払う--。この行動にはどんな意味があるのか。照れ笑いとともに明かした。

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感じる重圧「勝って当たり前と思われるかも」

(竹村岳 / Gaku Takemura)