練習試合でボコボコ→春の甲子園優勝 実は“ぶっつけ本番”…東浜巨とシンカーの出会い

  • 記者:竹村岳
    2025.07.08
  • 1軍
シンカーを投じる東浜巨【写真:古川剛伊】
シンカーを投じる東浜巨【写真:古川剛伊】

3年春の甲子園で優勝「それまでは三振も取るタイプだった」

「ボコボコ」に打ち込まれた苦い経験が、自らの可能性を切り拓いた。東浜巨投手が語るシンカーとの出会い。“亜細亜ボール”の意外な真実も口にした。

 6日の西武戦(みずほPayPayドーム)では7回1失点で3勝目を挙げた右腕。2回に先制ソロを浴びたが、許した安打はわずか3本。88球でまとめた。「本来なら先制点は与えないようにしないといけないんですけど、すぐに野手の方が同点にしてくれた。マウンドに上がっているからには、全部抑えていこうという気持ちでした」。“伝家の宝刀”シンカーを中心にカーブ、カットボールを駆使するスタイル。先発としての“総合力”が、この日も光っていた。

 変化球には投手の個性が表れる。右腕の代名詞といえばシンカーだ。出会いは高3春。「それまではスライダーで三振も取っていくタイプだったんですよ。だから、甲子園で成長させてもらったボールでもあります」。振り返ったのは輝かしい青春時代だった。

嶺井博希と思わず「どうしようか……」

6日の西武戦で3勝目を挙げた東浜巨【写真:古川剛伊】
6日の西武戦で3勝目を挙げた東浜巨【写真:古川剛伊】

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(竹村岳 / Gaku Takemura)