柳町達が迷い込んだ道…闇の中で見つけた“唯一”の解決策 30打席ぶりの安打に何を思う?

安打を放ち笑顔を見せる柳町達(左)【写真:古川剛伊】
安打を放ち笑顔を見せる柳町達(左)【写真:古川剛伊】

試合前に小久保監督から「とことん苦しめ」

 ようやく明るい表情が弾けた。ソフトバンクは4日、西武戦に0-1で敗戦した。相手先発・武内夏暉投手が7回無失点の好投。打線が5安打に終わった中で、前向きな話題は30打席ぶりに柳町達外野手が快音を響かせたことだ。

 7回2死から打席に入ると、内角球を左前に弾き返した。「いい形でボールの内側にバットを入れられたヒットだったので。そこは良かったかなと思います」。一塁上で笑みをこぼした。

 6月22日の阪神戦(甲子園)以来、実に30打席ぶりの快音だった。「なんとか早く1本欲しいなと思っていました」と、もがき苦しむ中で、試合前には小久保裕紀監督と数分にわたって言葉を交わすシーンがあった。「とことん苦しめ」。指揮官から授かった言葉と、味わったことがない長い“トンネル”を、28歳のヒットマンはどのように感じたのか。

試合前に小久保裕紀監督と会話をする柳町達(右)【写真:竹村岳】
試合前に小久保裕紀監督と会話をする柳町達(右)【写真:竹村岳】

小久保監督も味わった“長いスランプ”

(飯田航平 / Kohei Iida)