小久保監督は脱帽…有原完封に「尽きる」 柳町に犠打させた理由は…試合後の一問一答

有原は12球団勝利「粘り強く、低めに丁寧に」
ソフトバンクは1日、東京ドームで行われた日本ハム戦に1-0で勝利した。先発の有原航平投手が9回107球を投げ、6安打1四球11奪三振で今季初完封。打線は0-0の6回無死一、二塁でリーグ首位打者の柳町達外野手が犠打を決め、続く中村晃外野手の決勝犠飛を呼び込んだ。
有原は古巣相手に力投し、12球団勝利を達成した。これで首位日本ハムとのゲーム差は2に縮まった。試合後の小久保裕紀監督の一問一答は以下の通り。
――有原投手が完封。
「きょうはそれに尽きるでしょ。ホームラン出やすい球場で、長打の出る選手が7人くらい並んでいる中で、粘り強く、低めに丁寧に集中力を切らさず投げてくれた。1-0というスコアも逆に良い方向にいったんですかね」
――柳町選手にバント。
「達はあまり良くないのでね」
――ジーター・ダウンズ選手にバントという選択肢は。
「ダウンズにバントはないでしょ。(バントを)見たことない人にはさせません。3人で点を取ってくれれば、という感じだったので。ダウンズにバントをさせるくらいなら、(川瀬)晃を出します」
――牧原大成選手が好守で失点を防いだ。
「点が入りそうで入らない展開だったので。とりあえず守備を変えておこうと」
――北山亘基投手との投手戦。
「ロースコアになることは百も承知でした。そんなことより有原でしょう」
(川村虎大 / Kodai Kawamura)