意外な「3人兄弟」笹川の関係性
鷹フルの人気企画「選手相関図」。今回は、豪快なスイングでファンを魅了する笹川吉康選手の登場です。柳田悠岐選手を「師匠」と慕い、その容姿と言動から“ギータ2世”の呼び声も高い、若き大砲候補。「兄弟」「メンタルコーチ」、知られざる趣味も……。飾らない言葉で語られた関係性とは--。
相関図の中心に誰を置くか。そう問われた笹川選手が真っ先に名前を挙げたのは、宮里優吾投手でした。「兄弟です」。普段は「優吾(ゆうわ)さん」と呼んでいる右腕に加え、岩井俊介投手も「兄弟です」と即答。「3人兄弟です」と語る表情からは、固い絆がうかがえました。
師匠ギータとはグラウンド外でもそっくり?
笹川選手の野球人生に欠かせないのが柳田悠岐選手です。「ギータさんは師匠っすね」。その関係性は、単なる師弟にとどまらないようです。
「僕の性格が、めっちゃギータさんに似ているって言われるんですよ」。自主トレに参加した際、柳田選手の同級生であるマネジャーやトレーナーから「マジで若い時のギータを見ているみたいだね。懐かしいね」と言われていたそう。師匠の周囲も認めるほど、ソックリな2人です。
「メンタルコーチ」と「ホークスのお父さん」
意外な関係性として名前が挙がったのは、明石健志コーチでした。「お父さんって感じではないんですよね。結構、距離が近い感じなので」。笹川選手にとって、その存在は特別だそうです。「僕の2年目くらいから見てもらっています。心の部分でも支えてもらっているので、メンタルコーチです」と、技術面だけでなく精神面でも大きな存在であることを明かしました。
一方で、「ホークスのお父さんです」と表現したのは、荒金久雄コーディネーター。過去には「あれも食え、これも食え」と毎朝付きっきりで面倒を見てもらったほど。頼れる2人の存在が、笹川選手を力強くサポートしています。
休日に7時間…少し変わった交友関係
最後に明かしたのは、少し変わった交友関係。「西尾(歩真)さん、大泉(周也)さん、リチャードさんはサバゲー仲間です」。休日に宗像市の施設へ繰り出し、4人で7時間も“撃ち合った”という本格派。
「みんな長袖を着るんですけど。暑かったので僕はタンクトップで行って、もうアザだらけ。BB弾の痕がいっぱいでした(笑)」。やんちゃな笑顔で語った“武勇伝”。グラウンド内外で見せる規格外のスケールで、笹川選手はこれからもファンを楽しませてくれそうです。
(飯田航平 / Kohei Iida)