松本裕樹は「色々ある」 9回無失点の大関友久は「今年一番」…小久保監督のコメント

小久保裕紀監督【写真:古川剛伊】
小久保裕紀監督【写真:古川剛伊】

徹底した独自取材、データ分析
選手の本音や核心に迫る「鷹フル」

延長12回を戦いスコアレスドロー

 ソフトバンクは12日、みずほPayPayドームでの巨人戦を0-0で引き分けた。先発の大関友久投手は5回まで1人の走者も許さない完全投球を披露。7、8回は得点圏に走者を背負いながらも落ち着いて後続を抑え、9回までゼロを並べた。打線は相手先発の山﨑伊織投手に抑え込まれると、12回は1死二塁とサヨナラの好機を演出したが、あと一本が出なかった。試合後に取材対応した小久保裕紀監督の主なコメントは以下の通り。

――緊迫した投手戦だった。
「素晴らしい投手戦でしたね」

――大関友久投手の投球をどう見た?
「今年一番の投球でしたね」

――9回もいかせた。
「9回は迷わずいきました」

――出力が出ていないようにも見えたが。
「彼は出力のピッチャーじゃないんじゃないかな。この2試合は(今後の)軸として回ってもらえるようなピッチングだった」

――ロベルト・オスナ投手が12回に登板した。
「別に投げさせないわけじゃないので」

――これまでは海野隆司捕手と組むことが多かったが、この日は嶺井博希捕手とのバッテリーだった。
「(オスナが)クローザーの時はそうしましたけど、クローザーじゃないのでそうしません。勝つための最善の策としてやっている」

――打線は無得点。
「向こうのエースですから。完成度の高いピッチャーですね」

――試合前練習に松本裕樹投手の姿がなかった。状態は?
「色々あります。聞いてみてください」

(飯田航平 / Kohei Iida)