7分間の治療…ベンチから聞こえてきた“声” 頭部死球も、周東がフル出場した理由

  • 記者:竹村岳
    2025.06.11
  • 1軍
頭部死球の直後、周東佑京と甲斐拓也【写真:古川剛伊】
頭部死球の直後、周東佑京と甲斐拓也【写真:古川剛伊】

2回に頭部死球を受けたものの…結果的にフル出場

 思わず肝を冷やした瞬間だった。グラウンドに対する執念も、“2人だけの関係性”も垣間見えた。10日の巨人戦(みずほPayPayドーム)、「1番・中堅」で出場した周東佑京内野手をアクシデントが襲ったのは2回の打席だった。本拠地が騒然となった頭部への死球――。本人が試合後に語ったこと、そして甲斐拓也捕手との“直後の会話”に迫っていく。

 2回1死一、二塁の場面。左腕・井上の3球目、内角へのツーシームが抜けて頭部を直撃した。井上は危険球退場となり、小久保裕紀監督も思わず駆け寄った場面。幸いにも周東の意識ははっきりしており、ベンチに戻って治療を受けた後もプレーを続行した。

 誰もが驚いたシーン。結果的にフルイニング出場し、ゲームセットの瞬間も中堅を守った。何よりも心配なのは周東の状態だが、プレーを続行したのには本人なりの理由があった。

奈良原&村上コーチが明かしたベンチ裏でのやりとりとは

(竹村岳 / Gaku Takemura)